9月30日(水) 本日の授業風景(3)電子黒板に、ピューリッツァー賞を受賞した写真【 ハゲワシと少女 】が映し出されていたのでお邪魔しました(写真・上)。 餓死寸前の黒人少女と、その少女を後方から狙っているハゲワシを撮った写真です。 「報道か、人命か」の世界的論議を巻き起こしたこの写真は、『世界平和の実現』を学ぶ参考資料として紹介されていました。 また、『世界がもし100人の村だったら』のDVDも視聴しました。 アフリカ・ガーナのカカオ農園で、児童労働に従事させられる幼い兄弟を取り上げたドキュメンタリーです。 私にとっては、その内容もさることながら、それを見る皆さんの表情・眼差しが印象的でした。 教室が暗かったのでうまく撮れていませんが、誰もが(写真・中・下)のように食い入るように見ています。 中には、目を赤くしている人もいました。 そういう3年生の皆さんの感性 …。 私は、大好きです。 校長 武田幸雄 9月30日(水) 本日の授業風景(2)前の記事で説明したようにALTはいませんが、本日はそのまま単学級で授業を行っています。 ただし、講師の平岡先生が入られているので、TT(チーム・ティーチング)での授業でした。 教科書 LESSON 5 の学習で、文法の要点である不定詞の名詞用法「 to + 動詞の原形」(〜すること)という言い回しを習得するため、アクティビティーに取り組んでいる点も、前の記事と同じです。 友達と「好きなこと」を不定詞の形で質問したり答えたりしながら、ビンゴのマスを埋めるアクティビティーで盛り上がりました。 一方で、前の単元で学習した動名詞との関連も、押さえる必要がありそうですね。 例えば、不定詞「 to sing 」(歌うこと)を、同じ意味の動名詞 「 singing 」に書き換える問題 … 。 かつて私も中学校のテストで解いた記憶がありますが、さて、秋季考査に出るでしょうか? 校長 武田幸雄 9月30日(水) 本日の授業風景(1)通常は少人数・習熟度別授業ですが、水曜日はALTがおみえになる関係で、時間割上は単学級に戻しています。 ただし、本日は秋季考査に向けた学習内容なので、島袋先生が単独で授業を進められていました。 教科書 LESSON 5 の学習ですが、そこで取り上げる文法の要点「 Where / When do you 〜 ?」(どこで / いつ 〜しますか?)を習得するアクティビティーに取り組んでいます。 まず自分が、いつ・どこで・何をするのかを、ワークシートに英文で書きました。 次に友達に、いつ・どこで・何をするのかを英語で尋ね、答えを記入していきます。 逆に自分が質問されても、英語で答えます。 自然な形で「話す・聞く・書く」という言語活動ができていましたね。 それに「読む」を加えた4つの要素が、コミュニケーション能力の基礎となります。 ぜひ、こうした授業を、これからも大切にしてください。 校長 武田幸雄 9月29日(火) 本日の授業風景(3)小説『故郷』(魯迅)を学習しています。 清朝末期(辛亥革命の頃)の中国で、20年ぶりに帰郷した主人公の【 私 】が見た荒廃した故郷と、かつての親友の変貌を描いた作品です。 多くの教科書に、古くから掲載されている小説です。 もしかしたら題名を聞いて、【 ルントウ 】や【 豆腐屋小町のヤンおばさん 】 を思い出したという保護者の方も、いらっしゃるかもしれませんね。 本日は、物語の最終場面を取り上げています。 【(希望とは)地上の道のようなものである。 もともと地上には道はない。 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。】とは、一体どういう意味か…? そんな加藤先生の問いに、積極的に手が挙がり、さまざまな意見が出されました。 それらを聞きながら私は、「『稲付中を東京で一番の学校にする』という夢も、地上の道と同じだなあ…」などと考えていました。 校長 武田幸雄 9月29日(火) 本日の授業風景(2)男女とも体育館での授業です。 フロアを半面ずつ使い、男子(写真・上・中 担当=田村先生)はバスケットボール、女子(同・下 担当=松村先生)はハンドボールに取り組んでいます。 男子は「バンクショット」を練習していました。 ゴールに近い位置に立ち、一度ボールをバックボードに当ててからリングに入れます。 手首の使い方や、ボードのどこをねらうのかなどがポイントです。 田村先生の説明と模範演技を受けたら、あとは練習あるのみ。 グループで50本決まるまでシュートを順番に打ち続ける「地獄のメリーゴーラウンド」と名付けられた練習に、楽しそうに取り組んでいました。 また、田村先生は、まだ脚のケガが完治していない松村先生のお手伝いもされていました。 そんなわけで女子はお二人の先生の指導を受けられて、ちょっと得した気分でしたね。 校長 武田幸雄 9月29日(火) 本日の授業風景(1)『九州地方』の学習で、本日は「沖縄の自然環境とくらしや産業」を取り上げていました。 アジアとの交流の歴史、自然災害に備えた工夫、自然環境を生かした産業などを調べていきます。 沖縄は、第二次世界大戦中、日本で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われたことでも知られます。 今年は戦後70年の節目の年ということもあり、そんな悲しい歴史がマスコミでも取り上げられていました。 また、現在も沖縄島には面積の約2割を占めるアメリカ軍の基地があることや、その基地移転問題で国と県が対立していること、さらには住民の中にも賛否両論のあることなど、時事問題も確認しました。 小林先生もおっしゃっていたように、それらの問題は「日本国憲法」や「世界平和の実現」など、3年生で学習する公民分野とも関連します。 中学生として、そして、日本人として、真剣に考えたい問題です。 校長 武田幸雄 9月28日(月)屋上から見たスーパームーン満月状態で月の軌道が地球に最も近づいたとき、通常よりも大きく見えるのがスーパームーンです。 18時30分頃に学校の屋上から撮影したときは少し雲がかかっていましたが、その姿もまた風情がありました。 【 外(と)にも出よ 触るるばかりに 春の月 】とは、有名な中村汀女の句です。 しかし、今夜ばかりは【 春 】を【 秋 】に置き換えたくなりました。(ただし【 月 】は単独で秋の季語ですが…) 校長 武田幸雄 9月28日(月) 社会保障に関する特別授業5〜6時間目の「総合的な学習の時間」を利用して行われた授業には、外部講師として社会労務士会と日本年金機構から10名の皆様がおみえになり、労働と社会保険についてわかりやすくお話してくださいました。 特に後半の授業では、大量に用意された100万円の札束(見本)を前に、年金に関するクイズで盛り上がりました(写真・下)。 世代と世代で支え合うことの大切さも、よくわかりましたね。 「働くことの意義」や「労働と法律」についても学ぶことができた今回の授業は、来月行う職場体験の良いモチベーションにもなったことと思います。 講師の皆様、本日は有り難うございました。 校長 武田幸雄 9月28日(月) 本日の授業風景(4)本日から合唱曲『ジュピター(Jupiter)』の練習が始まりました。 「木星」という意味のこの曲は、もとはホルストの組曲『惑星』の第4楽章で知られる管弦楽曲です。 日本ではその原曲に歌詞をつけ、平原綾香さんが歌ったことで一躍有名になりました。 本日から3年生が取り組み始めたのは、さらにその曲を作曲家・合唱指揮者の松下 耕さんが合唱用に編曲したものです。 『ジュピター』は、今から11年前、68名の死者を出した新潟県中越地震で、被災者を勇気づける曲として取り上げられました。 また、東日本大震災後の被災地でも、この曲がたくさんリクエストされています。 傷ついた人々に、希望と勇気を与える曲『ジュピター』…。 それを稲付中の3年生に歌ってもらいたいというのは、私の5年越しの夢でした。 今、その夢が叶おうとしていることに、私は感謝・感動しています。 校長 武田幸雄 9月28日(月) 本日の授業風景(3)今まで取り組んできた『サッカー』の実技テストを行っていました。 テスト内容は「リフティング」(ボールを地面に落とさずに蹴り続けること = 写真・上)と「ドリブルからのシュート」(同・中・下)です。 リフティングは、正しくは「フットボール・ジャグリング」と言います。 「ジャグリング」というと、複数のボールや棒などを、お手玉のように次々に空中に投げ続ける大道芸を思い浮かべますね。 近年は「フリースタイル・フットボール」という競技も、盛んになってきました。 本日のテスト内容であるリフティングやドリブルを組み合わせ、さまざまなパフォーマンスを行う競技です。 上手な人は、リフティングをしたまま後方にサッカーボールを蹴り、バスケットのゴールにシュートを決めたりします。 さて、このクラスの中から、そんなパフォーマンスを見せられる人は出るでしょうか? 校長 武田幸雄 9月28日(月) 本日の授業風景(2)古文『蓬莱(ほうらい)の玉の枝』を学習しています。 出典は、現存する日本最古の物語といわれる『竹取物語』です。 多くの人が、「かぐや姫」の話として知っていることと思います。 また、一昨年には、スタジオジブリ制作のアニメ映画『かぐや姫の物語』が上映され、今年はTV放映もされました。 中には、そちらのイメージが強い人もいるかもしれませんね。 こうした古典教材では、歴史的仮名遣いに注意しながら音読し、古文に読み慣れることが重要な目標の一つです。 そのため本日も、写真のように立ったり座ったりと変化をつけながら、繰り返し音読していました。 さて、かぐや姫が月に帰ったのは、中秋の明月の夜。 今年は、昨日でしたね。 また、今夜は、その名月が一段と大きく見えるスーパームーンです。 物語を思い出しながら月を愛(め)でるのも、一興ですね。 校長 武田幸雄 9月28日(月) 本日の授業風景(1)講師の池田先生を中心に、担任の先生方がサポートされていました。 本日は、教室での実験『ペットボトルを利用した顕微鏡をづくり』に取り組んでいます。 …えっ! ペットボトルで顕微鏡? 「光」に関する学習で、凸レンズを通して近くのものを見たとき、その物体が大きく見えることを確かめるための実験です。 今回の実験では、凸レンズの代わりに透明なガラスビーズを利用しました。 キャップにあけた小さな穴にガラスビーズをはめ込み、それをペットボトルに装着してものを見る仕組みです。 ビーズに指紋をつけてはいけないので、ピンセットを使った細かな作業に苦労しました。 そうして完成した顕微鏡で塩粒や小さくちぎったティッシュペーパー、タマネギの表皮などを観察しました。 苦労して作ったぶん、塩の結晶が見えたときには感動しましたね。 校長 武田幸雄 9月27日(日) 今週の予定(9/28〜10/2)9月28日(月)【 通常授業 】 学年朝礼 29日(火)【 通常授業 】 30日(水)【 通常授業 】 10月1日(木) < 都 民 の 日 > 2日(金)【 通常授業 】 3年修学旅行・始(〜4日) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 10月1日(木)の「都民の日」、北区立学校は学校休業日として定められています。 なお、この日で秋季考査1週間前となるので、公式戦等を控えている部以外は、原則として活動中止となります。 校長 武田幸雄 9月26日(土) 一週間を振り返って連休の関係で、学校は昨日・一昨日と2日間しかありませんでした。 そのうち昨日は連合体育大会があったので、実質的に私が学校にいたのは連休明けの木曜日だけだったと言えます。 その連合体育大会では、私も雨中での取材を覚悟してジャージの上に雨ガッパを着込むと同時に、通常のデジカメとモバイルパソコン(PC)ではなく、カメラと防水機能のついたタブレットPCを持参しました。 しかし、プログラム進行が早められたこともあり、全員の活躍の様子を写真に収めることができず申し訳なく思っています。 せっかく撮れた写真も、PCについた雨滴のせいで多くはピントがずれてしまいました。 また、冷たい雨中に立ち続けていたことで、知らないうちに自分の体温も奪われていたようです。 今までにそんな経験はないのですが、取材中に何回か両脚が攣って(つって)しまったことにも難渋しました。 大会運営に携わった田村先生、選手を引率・監督した宮地先生も、私とはまた違ったご苦労があったことでしょう。 しかし、選手の頑張りに苦労を苦労とも感じなかったことは、きっと私と同じだったと思います。 校長 武田幸雄 9月25日(金)校長は見た! 連合体育大会(16)稲付中の選手たちも、雨で体を濡らしながら最後まで全力疾走(跳躍・投てき・応援)を見せてくれました。 その姿勢に惜しみない拍手をおくります。 本当にお疲れさまでした。 今夜はぐっすり休んでください。 なお、稲付中の入賞者は、下記のとおりです。(順不同・敬称略) ●女子【3年100m】第1位・郡司夏海 第3位・小林友乃 【3年800m】第4位・八山愛美 【3年砲丸投】第4位・戸井茉莉絵 【3年走高跳】第3位・日吉万実 第6位・野崎莉央 【共通リレー】第4位(小林・郡司・日吉・佐藤) ●男子【共通砲丸投】第2位・渡辺健士郎 第4位・坪川拓矢 【1・2年砲丸投】第4位・川副智博 第5位・八十嶋 海 【2年110mハードル】第6位・宇佐美和貴 【1年リレー】第4位(今野・知念・畠山・松下) 9月25日(金) 本日の授業風景 (3)「 お菓子を仕事にできる幸福 」 を資料に、集団での役割と責任について考えました。 指導内容は、4-(4)集団の意義、集団生活の向上 です。 「 みなさんは “ 仕事 ” について、日ごろどんなふうに考えていますか? 」で始まる資料を読みました。 2年生は、10月の下旬に職場体験を実施します。 “ 仕事 ( 職業 ) ” については、総合的な学習の時間で学んでいます。 本日の道徳の時間をとおして、集団の中の一員として、自分が果たすべき役割について考えることができたでしょうか? 副校長:高田勝喜 9月25日(金) 本日の授業風景 (2)「 仲間といっしょにいいクラスを 」 を資料として、学級に対する帰属意識や自分たちの学級は自分たちでつくることについて考えました。 指導内容は、4-(6)愛校心、校風樹立 についてです。 2学期に向けて、新しい係や委員会も決まりました。また、1年生から3名の生徒会役員が選出されました。 自分たちで学校や学級の問題を考え、解決しようという気持ちを大切にしていきましょう。 副校長:高田勝喜 9月25日(金) 本日の授業風景 (1)国語の授業では、説明的文章や文学的文章・古典や漢字の学習など幅広く学習をします。その中から今日の授業は、言葉のきまり(文法)についてです。 単元「 文の成分 」 から 「 連文節 」 と 「 文の成分の順序 」 について学習しています。 内山先生からポイントになる点の説明があり、その後、ワークブックの問題に取り組んでいました。 主語 ( 主部 )・ 述語 ( 述部 )・ 修飾語 ( 修飾部 ) を理解することは、とても大切です。それぞれに例外はありますが、まず原則をしっかり覚えるようにしましょう。 4月に実施した 「 北区基礎・基本の定着度調査 」 に修飾語の問題がありました。復習のつもりで確認してみましょう。 次のー線部の言葉は、どの言葉をくわしく説明(修飾)していますか。あとから一つ選びなさい。 きらきらと、夜空にうかぶ星が光る。 (きらきらと に線が引いてあります) 1 夜空に 2 うかぶ 3 星が 4 光る どうですか? 4月の調査時では、3を選んだ生徒が50.4%、4を選んだ生徒が44.2%でした。 100%正解が選べるように、修飾語 ( 修飾部 ) をきちんと理解しましょう。 副校長:高田勝喜 9月25日(金)校長は見た! 連合体育大会(15)(写真・下)共通男子3000mの様子です。 9月25日(金)校長は見た! 連合体育大会(14)(写真・下)1年生男子1500mの様子です。 |
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