「 自主的 」な活動から「 主体的 」な活動へ!

6月24日(火) 本日の授業風景 (2)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年3組・理科の授業の様子です。 担当は、樋口先生です。

 北区教育委員会ではお茶の水女子大学と提携し、実験や実習を通して理科に対する小中学生の興味・関心を高める 『 理科大好きプロジェクト事業 』 を推進しています。 本日の授業も、その一環として行われました。

 お茶の水女子大学の貞光先生 ( 写真・上・中央の奥 ) にご協力いただき、『 動物のからだのつくりとはたらき 』 の発展学習として 「 カエルの解剖 」 に取り組んでいます。 解剖を行うのは、樋口先生です。

 生徒はその様子を実際に見るだけでなく、ビデオで大きく映し出された電子黒板で確認することもできます。 解剖の過程で取り出された心臓を見たときには 「 こんなに小さいのに、動いてる!」 という○○さんの声が聞かれました。

 … そう、「 生きている 」 ということは、そういうことなのですよ。

                  ★ ★ ★ ★ ★

 実験は、生体を使用した解剖が苦手な生徒は、無理に参加しなくても良いことにしています。 また、解剖の意義を十分説明するとともに、理科の知識・技能だけでなく、生命尊重の精神も身につけられるよう配慮しながら行っています。

                                      校長 武田幸雄

6月24日(火) 本日の授業風景 (1)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年1・2組 数学 ( 少人数 ) の授業の様子です。

 2クラスを3グループに分けて授業を行っています。 2・3年生は、すでに習熟度別にグループ編成をしていますが、1年生は夏季考査の結果もグループ分けに反映させるため、習熟度別に移行するのは夏休み明けとなります。

 3つのグループすべてを回ってみましたが、いずれも 『 文字を使った式 』 を学習していました。 特に本日は、いろいろな数量を文字を使って表す 『 数量の表し方 』 に取り組んでいます。

 そうした中、教科書に 【 2000円の7%は何円でしょうか 】 【 300円の3割は何円でしょうか 】 という例題が出ていました。 また、【 x キログラムの7% 】 【 y 円の3割 】 を文字を使った式で表す問題もあります。

 では、ここで学校HP画面を下にスクロールして、昨日の記事 『 授業風景 (3) 』 をご覧ください。 そこでは現在の2年生が取り組んでいる数学、つまり、来年の今頃に皆さんが取り組むであろう授業の様子が出ています。

 その記事で 【 多くの人が頭を悩ませていた 】 のは、どんな問題でしたか? そうです。 まさに現在、皆さんが取り組んでいる 【 割合の問題 】 でしたね。 学習における積み重ねの大切さが、よくわかったのではないでしょうか。

                                      校長 武田幸雄

6月24日(火) 本日の朝学習風景

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 本日で、夏季考査1週間前となりました。

 稲付中では、毎朝8時25分〜35分までの10分間を 「 朝読書 」 の時間に充てています。 ただし、定期考査の1週間前からは 「 読書 」 を 「 学習 」 に置き換えて、テスト対策の 「 朝学習 」 にしています。

 写真は、いずれも3年1組の様子です。 各自で用意した問題集や参考書、プリントなどに取り組んでいます。 担任の田村先生は、教卓で生徒から回収した 『 家庭学習の記録 』 を点検されていました。

 これは、文字どおり家庭学習の内容と時間を記録したものです。 ふと目に留まった○○さんのものを見せてもらうと、昨日の学習時間は 「 120分 」 と書かれていました。 週末には 「 300分 」 という日もあります。

 平日で2時間、土日は5時間の家庭学習時間。 昨日までは部活動もあったことを考えると、3年生としてはまずまずの学習時間ですね。 ただし、部活動の中止となる今日からは、さらなる時間の上乗せに期待したいところです。

 また、3年生は昨日、希望された保護者と一緒に進路説明会に参加しました。 そこで改めて、自分が受験生であることを意識した人もいることでしょう。 今朝の朝学習に取り組む表情も、いつも以上に真剣に感じられました。

                                      校長 武田幸雄

6月23日(月) 本日の授業風景 (3)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年1・2組 数学 ( 少人数 ) の授業の様子です。

 2クラスを習熟度別に3グループに分けての授業です。 ( 写真・上 ) は木村先生グループ、( 同・中 ) は服部先生グループです。 服部先生グループには、パワーアップ講師の佐藤先生も入られていました。

 2つのグループとも 『 連立方程式の利用 』 に取り組んでいました。 連立方程式の学習も、いよいよ最終段階です。 そのため、授業ではさまざまな練習問題に取り組んでいました。

 特に多くの人が頭を悩ませていたのは、「 割合の問題 」 のようです。
【 ある中学校の昨年の生徒数は470人で、今年は21人増えた。 男女別だと男子は4%増、女子は5%増。 では、昨年の男子と女子の生徒数は? 】

 上のような問題を、連立方程式を立てて解きます。 先生方からは 「 それぞれ何を x , y とするのか 」 「 x 人の4%は、文字式でどう表すのか 」 といった基本的なことをしっかり押さえておくよう指示が出ていました。

 連立方程式が終わった斎藤先生グループは、本日から新しい章 『 1次関数 』 に入りました ( 写真・下 )。 こちらも、3年生で学習する 『 関数 y = a x ² 』 で苦労しないためにも、まずは基本的な事柄を押さえておきましょう。

                                      校長 武田幸雄

6月23日(月) 本日の授業風景 (2)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年1・2組 保健体育(男子)の授業です。 担当は、田村先生です。

 本日より 『 水泳 』 に取り組み始めました。 授業に先立ちプールにお清めをして、シーズン中の無事故を祈りました。 ただし、もちろん水泳実習中の安全は、神頼みだけではありません。

 授業の冒頭、田村先生より水泳の授業における 「 バディ・システム 」 の説明がありました。 「 buddy ( バディ )」 とは、日常会話の中で 「 相棒 ・ 仲間 ・ 親友 」 といった意味に使われるアメリカ英語です。

 水に入る前や水から出た後の点呼の際、2人一組となってお互いの安全確認を行います ( 写真・上 )。 他にも、2人交代で泳ぐ際にバディの監視を行ったり、水泳を教え合うといったフォローもしたりするのがバディ・システムです。

 特に1年生は、夏休みに岩井臨海学園に参加します。 その際のライフ・セービング講習も、インストラクターの方を中心に数名ずつのバディ・システムで実施する予定です。 ぜひ 「 命を守るシステム 」 として習慣づけましょう。

 さて、ビート板を使ったバタ足練習の最中、「 ニモ 」 のスイム・キャップをかぶっている人が目に留まりました ( 写真・下 )。 これは、自分のキャップを忘れたために、田村先生のお気に入り?のキャップをお借りしたのだそうです。

                                      校長 武田幸雄

6月23日(月) 本日の授業風景 (1)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年2組・理科の授業の様子です。 担当は、森山先生です。

 『 遺伝の規則性 』 を学習しています。 本日は 「 遺伝子の組み合わせ 」 について確かめる実習を行っていました。 森山先生が用意されたのは、それぞれ 【 A 】 【 a 】 と書かれた小さな木の球です。

 【 A 】 はエンドウの種子の形を丸形 ( 優性の形質 ) にする遺伝子、【 a 】 はしわ形 ( 劣性の形質 ) にする遺伝子です。 それを一つずつ黒いビニール袋に入れ、2人一組となって実習開始です。

 袋の中を見ないようにして、同時に木の球を一つずつ取出し、遺伝子の組み合わせ ( 【 A A 】 【 A a 】 【 a a 】 のどれか ) をつくります。 それを記録したら木の球を袋に戻し、同じ作業を50回繰り返すのです ( 写真・中 )。

 『 遺伝学の父 』 とも呼ばれるメンデルは、実際にエンドウを使った実験で、孫に現れる形質の個体数の比が 「 丸形 : しわ系 = 3 : 1 」 であることを確かめました。 さて、このクラスで行った実習の結果はどうだったでしょうか?

 全ペアの記録を集計したところ、丸形になる 【 A A 】 【 A a 】 の組み合わせが618回、しわ系となる 【 a a 】 が182回でした。 その比率は、3.40 : 1。 多少の誤差はあったものの、遺伝の規則性を確かめることができましたね。

                                      校長 武田幸雄

6月23日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話

画像1 画像1
 本日の全校朝礼は、1時間目の学活の時間も活用して行われました。

 具体的には私の講話のほか、先週で教育実習を終了した実習生の挨拶、生徒会や生活委員会からのお知らせ、生活指導主任・田村先生のお話、前の記事で紹介された食器修繕のお話、そして、地域班編成が行われたためです。

 地域班とは、生徒の住所によって編成した班です。 主に集団下校の際に活用しますが、その集団下校も以前のように 「 大震災発生時 」 は想定していません。 大地震が発生したときには、学校待機が原則だからです。

 現在、地域班による集団下校は、不審者情報等の理由により行われます。 したがって、地域班を活用することが 「 無い 」 のが一番ですが、例年本校では万が一に備え編成しています。

※ 校長講話の内容は、下の 【 おりたたみ記事 】 をクリックしてください。
校長講話 ・ ここをクリック

6月22日(日) 池の主、帰る ( カエル )?

画像1 画像1
 昨年の秋から見かけなくなっていた池の主(ぬし)が、帰ってきたようです。

 私 ( 校長 ) に似て、かなりの人見知りなため、なかなか姿を確認することができないウシガエルくんです。

 池の近くを通りかかったとき、もし 「 ポチャッ 」 という水の音が聞こえたら、おそらくこのウシガエルが池の中に隠れた音です。 一方、この写真がとれたことからもわかるように、私は比較的出会えるチャンスがあります。

 ウシガエルなのに、私とはウマが合うのでしょうか???
                                      校長 武田幸雄
画像2 画像2

6月22日(日) 今週の予定 ( 6/23 〜 27 )

画像1 画像1 画像2 画像2
          ※ 写真は、昨日の土曜授業風景です ( 1年生 )

6月23日(月) 【 通常授業 】 全校朝礼  進路説明会(PM)

  24日(火) 【 通常授業 】 生徒総会  ( 夏季考査1週間前 )

  25日(水) 【45分授業】 学校ファミリーの日(3hカット)

  26日(木) 【 通常授業 】

  27日(金) 【 通常授業 】

                  ★ ★ ★ ★ ★

※ 23日(月)の全校朝礼では、食育に関するお話と避難訓練 ( 地域班構成 ) も行われます。 そのため、いつもより時間がかかります。 また、同日5〜6時間目の進路説明会は、3年生と希望された保護者を対象に行われます。

※ 24日(火)で、夏季考査1週間前となります。 原則として部活動は中止になりますが、公式戦等を控えている部は活動する場合があります ( 許可制 )。 詳細は、顧問の先生の指示・連絡に従ってください。

※25日(水)は、学校ファミリーの日 ( 稲付中 ・ 清水小 ・ 第三岩淵小 ・ 梅木小の先生方の合同研究会 ) なので、45分 × 4コマ の午前中授業です。 給食後に下校となりますが、午後3時30分までは自宅学習です。

                                      校長 武田幸雄

6月21日(土) 学校説明会が開かれました!

画像1 画像1 画像2 画像2
 今年度第1回目の学校説明会が、土曜授業と並行して行われました。

 小学生の保護者を対象に、まず私 ( 校長 ) より学校経営方針や今後の学校改築計画について、続いて副校長先生より、パワーポイントを使いながら稲付中の概要をご説明申し上げました。

 予想以上に大勢の保護者の皆様にお越しいただけたため、会場の多目的室では手狭な感じがするぐらいでした。 また、説明終了後も熱心なご質問をたくさんいただき、本校への関心の高さを実感することができました。

 お忙しい中をご来校いただいた保護者の皆様。 本日はまことにありがとうございました。 また、今後も何かご質問や学校見学のご要望などございましたら、遠慮なく学校までご連絡ください。
                                      校長 武田幸雄

6月21日(土) 本日の土曜授業風景

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 本日の土曜授業は、先週に引き続き 75分 × 2コマ で実施しています。

 通常の1.5倍の75分授業は、50分授業ではなかなか取り組めないような実験や実技・実習を行うのに適しています。 また、時間割の関係で進度の遅れているクラスで、ある教科の授業を優先的に行うこともできます。

 【 写真・上 】 3年2組・音楽 ( 担当 = 萩谷先生 ) の授業です。 合唱曲 『 君とみた海 』 を練習しています。 今日から取り組み始めたそうですが、75分枠を有効につかってじっくりと歌い込んでいました。

 【 写真・中 】 2年4組・理科 ( 担当 = 樋口先生 ) の授業です。 『 手打ちラーメン 』 づくりに取り組んでいます。 原料や調味料の配合など、化学式も用いながらきちんと計算してつくる、真面目な?理科の実験です。

 【 写真・下 】 1年4組・社会 ( 担当 = 小林先生 ) の授業です。 75分枠を有効活用しているのは、実技教科だけとは限りません。 この社会の授業でも、普段は取り組めないような発展的な授業を行っていました。

 小林先生の指定した図形 ( 例 : 半径4cmの円など ) を文房具を使って描きます。 ただし、各班に与えられた文房具には過不足があります。 それらを他の班との交渉により充足する 「 仮想商取引 」 とでもいうべき授業でした。

                                      校長 武田幸雄

6月20日(金) 本日の授業風景 (4)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年4組・社会(地理)の授業の様子です。 担当は、小林先生です。

 『 世界各地の人々の生活と環境 』 を取り上げています。 これまでに暑い地域、寒い地域、乾燥した地域 … 等々、さまざまな地域の暮らしについて、「 衣 ・ 食 ・ 住 」 を中心に学習してきました。

 本日は、そのまとめ学習です。 地図帳や資料集を用いながら、世界各地の住居や服装の特徴を確かめました。 次回は、食生活や宗教の確認などを行い、次の大きな章 『 世界の諸地域 』 に入る予定です。

 授業中、高地の人々の暮らしについて復習しているとき、○○くんから 「 なぜ、高い所は気温が下がるのですか? 」 という質問が出されました。 実は、かつて私も同じような疑問を抱いたことがあります。

 高い場所のほうが、太陽に近いのに … 。 暖められた空気は、上方向に対流するはずなのに … 。 地理の学習とは直接関係のない質問でしたが、小林先生が丁寧に説明してくださいました。

 ただし、時間の関係もあって、「 さらに詳しい解説は、理科の授業で 」 とのことでしたね。 多分2年生の 『 天気 』 、3年生の 『 エネルギー 』 を扱う理科の授業で取り上げられると思うので、それまで覚えておいてくださいね。

                                      校長 武田幸雄

6月20日(金) 本日の授業風景 (3)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年4組・社会(歴史)の授業の様子です。

 本日は、教育実習生・倉田さんの研究授業が行われました。 稲付中での指導教官・千田先生の他、同じ社会科の小林先生、学年の先生方、そして、大学の指導教官の先生も参観されています。

 そうした中で取り扱っていた単元は、『 新しい学問と化政文化 』 です。
 19世紀初めの文化・文政年間、文化の中心が上方から江戸に移りました。 その時代の庶民を担い手とする文化が 「 化政文化 」 です。

 授業では、国学や蘭学といった学問、喜多川歌麿や葛飾北斎などによる美術 ( 浮世絵 )、当時のベストセラー 『 東海道中膝栗毛 』 『 南総里見八犬伝 』 等の文学というふうに、ジャンル別に文化の特徴を確認しました。

 さて、3週間にわたる実習期間でお世話になった倉田さんとも、今日でお別れです。 授業後には、名残惜しそうな生徒の姿も見られました。 その倉田さんが、2学年通信 『 道 』 に寄せていたメッセージを、一部再掲します。

 【 この稲付中に来て、教師がいかに素晴らしい仕事であるか、君たち生徒や先生方を通して改めて感じることができました。】 … そう思っていただけて、光栄です。 素晴らしい先生になられることを願っています。
                                      校長 武田幸雄

6月20日(金) 本日の授業風景 (2)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年2組・国語の授業の様子です。 担当は、大塚先生です。

 授業の前半は、熟字訓 ( じゅくじくん = 漢字一字ごとに音や訓で読むのではなく、一つのまとまりとして特別な読み方をする熟語 ) について学習しました。 大塚先生の用意された、約80の熟字訓の読み方を答えます。

 【 紅葉 】( もみじ ・ こうよう ) 【 今日 】( きょう ・ こんにち ) 【 梅雨 】( つゆ ・ ばいう ) など、熟字訓読みと通常の音訓読みをする熟語もあります。 意味が微妙に異なるので、文脈から判断して読み分けなければなりません。

 授業後半は、新しい単元 『 俳句の可能性 』( 宇多喜代子 ) に入りました。 5つの近現代の俳句を取り上げ、筆者がその鑑賞文を書いた文章です。 本日は、今までに学習した俳句の基礎知識を確認しました。

 その中に 「 自由律俳句 」 という言葉も出てきましたね。 「 五 ・ 七 ・ 五 」 の定型にとらわれない俳句のことですが、教科書にも有名な 【 分け入っても分け入っても青い山 】 という種田山頭火の句が載っています。

 最近、タイヤのテレビCMでも 【 ほととぎす あすはあの山 こえて行か(こ)う 】 という山頭火の句が使われています。 福山雅治さんが出ているCMなので、山頭火は知らなくても福山さんのファンなら、覚えているかもしれませんね。

                                      校長 武田幸雄

6月20日(金) 本日の授業風景 (1)

画像1 画像1
 5組 ・ 音楽の授業の様子です。

 吉野先生と講師の小笠原先生が担当されて、ピアノのあるC教室で授業を行っていました。 まず取り組んでいたのは、岩井宿泊学習で歌う 『 遠き山に日は落ちて 』 『 今日の日はさようなら 』 『 燃えろよ燃えろ 』 の練習です。

 タイトルからもおわかりになるかと思いますが、いずれもキャンプファイヤーで歌う曲です。 稲中生だけでなく他校の友達とも協力して歌で盛り上げ、楽しいキャンプファイヤーにできると良いですね。

 次に練習したのは、「 夏の歌 」 シリーズです。 『 夏の思い出 』 『 夏はきぬ 』 『 夏の日の贈り物 』 を歌いました。 そのうち 『 夏の日の贈り物 』 は、混声二部合唱で歌います。

 「 夏 」 とありますが、歌詞の内容的には秋の初めに夏を振り返っている曲です。 夏の思い出が美しいぶん、秋の訪れが少し切ない … 。 そんな思いが伝わるような合唱にできると良いですね。
                                      校長 武田幸雄
画像2 画像2

6月19日(木) 本日の授業風景 (3)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年4組・美術の授業の様子です。 担当は、新田先生です。

 『 自画像 』 に取り組んでいます。 自分の姿は、自分にとって最も身近な描写対象だと言えます。 しかし、だからといって、それがモデルとしてふさわしい理由になりえるかどうかは別問題です。

 むしろ毎日のように見続けている顔だけに、どんなに丁寧に描いても、絵の中の自分が別人に見えてしまう … 。 一度でも自画像を描いたことのある人なら、そんな苦い経験があるかもしれません。

 ただし、「 自分 」 が、人生においてその顔を見る機会の最も多い人物であることは間違いありません。 「 似ている ・ 似ていない 」 とは関係なく、そこには必ず何らかの 「 自分らしさ 」 が醸し出されていることでしょう。

 絵の背景も自分のイメージにあわせ、美しい自然の景色や好きなスィーツ、動物、部活動ツールなどを描いています。 そんな背景も、きっと 「 自分らしさ 」 を伝えるための重要なファクターになるに違いありません。

 完成した自画像は、ぜひ保管しておくことをお勧めします。 いつか皆さんが大人になったとき、「 15歳の自分は、自分自身をどのように見ていたのか 」 が、わかるからです。 これは、私の経験に基づく実感です。
                                      校長 武田幸雄

6月19日(木) 本日の授業風景 (2)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年1組・音楽の授業の様子です。 担当は、萩谷先生です。

 授業前半は、「 運指表 」 を参考にアルトリコーダーの指使いについて確認しました。 何事にも言えることですが、始めに基礎的な技術を身につけておくことが大切です。 練習を重ねて、しっかり習得しておきましょう。

 後半は、合唱曲 『 時の旅人 』 の練習に取り組みました。 この曲は、来年3月に行われる合唱コンクールで、2学年の課題曲となります。 まだ練習が始まって日も浅いので、歌詞も覚えきれていないようです。

 今のところ音楽の授業は、週に1時間しかありません ( 今後、時間割変更に伴い、週に2時間行う時期もあります )。 集中して取り組むことで、メロディー ・ 歌詞ともに早く覚えられると良いですね。

 … と、それも時間の問題のようです。 本日は男女別のパート練習が主でしたが、どちらも集中して取り組んでいました。 その調子なら、すぐに教科書を見ないで歌う皆さんの美しいハーモニーが聴かれるようになることでしょう。

 最後に一度だけ、男女合わせた混声合唱を聴かせていただきました。 萩谷先生のお話では 「 本格的な練習は、まだ2〜3回しかやっていません 」 とのことでしたが、とてもそう思えないほど聴きごたえのある合唱でした。

                                      校長 武田幸雄

6月19日(木) 本日の授業風景 (1)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年3組・理科の授業の様子です。 担当は、小野先生です。

 『 植物の世界 』 の学習で、『 葉 ・ 茎 ・ 根のつくりとはたらき 』 に関して、これまで行った実験や観察の結果をワークシートにまとめています。 光合成のしくみをはじめ、植物の組織名など重要語句も確認しました。

 現行の学習指導要領では、理科の授業における観察 ・ 実験の時間を十分に確保するよう求めています。 実体験を通して興味 ・ 関心が喚起されることで、学習意欲の向上や理解の深まりが期待できるからです。

 ただし、目の前の現象を、単に 「 面白かった 」 「 驚いた 」 「 不思議だった 」 で終わらせてはいけません。 その面白さや驚き、不思議を生み出した秘密を解き明かし、知識として自分の中に落とし込む必要があります。

 つまり、すべての実験 ・ 観察は、その結果をきちんと整理し考察することで、はじめて意図的な活動となり、意味や価値をもつものとなるのです。 だからこそ、理科室の授業だけでなく、こうした教室での授業も大切なのです。

 「 『 道管 』 の覚え方は、水の通り道だから 『 水道管 』!」  「 『 根毛 』 を、逆さまに 『 毛根 』 と書かないように!」 … 等々、この授業で小野先生から教えていただいたことも、しっかり押さえておきましょう。
                                      校長 武田幸雄

6月18日(水) 本日の授業風景 (3)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年1・2組 英語 ( 少人数 ) の授業の様子です。

 本日は、教育実習生・園田さんの研究授業が行われました。 実習生の研究授業は、それまでの実習の成果を多くの先生方 ( 大学の指導教官も含む ) に見ていただき、指導 ・ 講評を受けることを目的に行われます。

 そのためこの授業も、多くの先生方が参観されています。 指導担当の水野先生の他、TT で入られている講師の細野先生、副校長先生、学年の小林先生や内山先生など、私も含めると9名の先生方がいらっしゃいました。

 そうした中、きっと園田さんも緊張したことと思いますが、見た目はそう感じさせない落ち着きがありました。 多くの先生方からいただいたアドバイスを参考に、良い先生になってくださるよう願います。

 ところで、園田さんは1学年通信 『 輝き 』 に、「 中学生時代は英語が苦手で、成績も悪かった 」 といったことを書いていましたね。 生徒の皆さんは、そんな園田さんがなぜ英語力を向上させられたのか、質問したでしょうか?

 研究授業の後、私はその要因をご本人に尋ねてみました。 すると、やはり進路 ( 受験 ) のことを意識して、勉強の仕方を先生に教わったことが大きなきっかけになったようです。 生徒の皆さんにとっても、参考になるのでは?

                                      校長 武田幸雄

6月18日(水) 本日の授業風景 (2)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年3組・国語の授業の様子です。 担当は、加藤先生です。

 説明文 『 やさしい日本語 』( 佐藤和之 ) を学習しています。 人にわかりやすく情報を伝えるためには、どのようなことが大事なのかについて、具体的な事例や図表などを用いて説明した文章です。

 本日は、全部で22ある形式段落 ( 小さな意味のまとまり = 文章中で一字下げたところから、次に改行する部分まで ) を、4つの意味段落 ( その形式段落を、大きな意味や役割で併せた部分 ) にまとめる作業を行っていました。

 タイトルにもなっている 「 やさしい日本語 」 は、社会言語学者である筆者が提唱しています。 災害時などに外国人を含む全ての人に重要な情報を提供できるよう、文の構造を工夫したり言葉を言い換えたりした日本語のことです。

 災害時に限らず日常的にも、誰かに情報を伝えようと思ったら、話す相手や場面に応じて言葉を選ぶ必要があります。 例えば、お年寄りを相手に外来語や若者言葉を多用したら、なかなか情報は伝えられないでしょう。

 そう考えると、筆者の言う 「 やさしい日本語 」 とは、「 易しい日本語 ( わかりやすい日本語 )」 であると同時に、「 優しい日本語 ( 相手を思いやる日本語 )」 でもあるのではないか、という気がしてきますね。
                                      校長 武田幸雄
最新更新日:2024/03/25
本日:count up1
昨日:56
総数:1131090
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
北区立稲付中学校
〒115-0055
東京都北区赤羽西 6-1-4
TEL:03−3900−6211