10月23日(木) 本日の授業風景 (2)『 水溶液の性質 』 の学習です。 砂糖を水に溶かすと砂糖水ができるように、水はさまざまな物質を溶かすことができます。 そのように、物質が水に溶けて液体になっているものが 「 水溶液 」 です。 そして、砂糖のように溶けている物質のことを、「 溶質 ( ようしつ )」 といいます。 本日は、その溶質を水溶液から取り出す実験 = 水に溶けている物質を取り出す実験に取り組んでいました。 5.0gの水を入れた2本の試験管の一方に食塩3.0g、もう一方に硝酸カリウム3.0gを入れて、よく振り混ぜます。 そして、両方とも水の入ったビーカーに浸し、ビーカーの水の温度を50度まで熱して水溶液をつくりました。 そのあとは、試験管を冷やして中の様子を観察したり、水溶液をスライドガラスに取り、乾燥させてからルーペで観察したりしました。 ( 写真・下 ) のお二人さん、よく見ることができましたか? こうした実験で水溶液から取り出した固体が、「 結晶 ( けっしょう )」 と呼ばれるものです。 比喩的に 「 汗と涙の結晶 」 などという使い方をされますが、あるものが別の形となって現れるという点で、確かに共通していますね。 校長 武田幸雄 |
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