8月14日(木) 稲付中 ・ 夏景色 (5)言うまでもなく夏休み中の学校は、授業のある普段と比べて静かです。 特にお盆休みとも重なった今週は活動する部も少ないせいか、セミの鳴き声がひときわ大きく賑やかに感じられます。 有名な松尾芭蕉の句に 【 閑(しず)かさや 岩にしみ入る 蝉の声 】 というのがあります。 私は芭蕉のような風流人ではありませんが、体に染み込んでくるようなセミしぐれに、この時期の学校の静かさを改めて実感しているところです。 俳句といえば、セミ ( 蝉 ) は夏の季語ですが、ヒグラシ ( 蜩 ) は秋の季語に分類されます。 確かに、夕暮れ時に聞こえる 「 カナカナカナカナ … 」 という独特の鳴き声には、秋の訪れを感じさせるもの寂しさがありますね。 校長 武田幸雄 |
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