「 自主的 」な活動から「 主体的 」な活動へ!

6月18日(水) 本日の授業風景 (2)

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 2年3組・国語の授業の様子です。 担当は、加藤先生です。

 説明文 『 やさしい日本語 』( 佐藤和之 ) を学習しています。 人にわかりやすく情報を伝えるためには、どのようなことが大事なのかについて、具体的な事例や図表などを用いて説明した文章です。

 本日は、全部で22ある形式段落 ( 小さな意味のまとまり = 文章中で一字下げたところから、次に改行する部分まで ) を、4つの意味段落 ( その形式段落を、大きな意味や役割で併せた部分 ) にまとめる作業を行っていました。

 タイトルにもなっている 「 やさしい日本語 」 は、社会言語学者である筆者が提唱しています。 災害時などに外国人を含む全ての人に重要な情報を提供できるよう、文の構造を工夫したり言葉を言い換えたりした日本語のことです。

 災害時に限らず日常的にも、誰かに情報を伝えようと思ったら、話す相手や場面に応じて言葉を選ぶ必要があります。 例えば、お年寄りを相手に外来語や若者言葉を多用したら、なかなか情報は伝えられないでしょう。

 そう考えると、筆者の言う 「 やさしい日本語 」 とは、「 易しい日本語 ( わかりやすい日本語 )」 であると同時に、「 優しい日本語 ( 相手を思いやる日本語 )」 でもあるのではないか、という気がしてきますね。
                                      校長 武田幸雄
最新更新日:2024/03/25
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