6月13日(金) 本日の授業風景 (2)『 植物の世界 』 の学習で、『 葉、茎、根のつくりとはたらき 』 を取り上げています。 以前 「 葉のつくり 」 を観察する授業を取材したことがありますが、本日は 「 茎と根のつくり 」 を観察していました。 実は昨日校内で、植物を採取されている小野先生にお会いしたとき、「 理科の実験ですか? 」 と尋ねたところ、「 明日の実験の準備です 」 との答えが返ってきたので、できれば取材したいと考えていたのです。 その植物は、小野先生が昨日のうちに赤インクを入れたフラスコに差しておいてくださいました。 茎の断面に色をつけ、観察しやすくするためです。 多くの実験で、先生方はこうした事前の準備をされています。 本日の実験で生徒たちは、カミソリの刃で茎や根をうすく切断するのに苦労しているようでした。 中には 「 うまく切れない! もういやだ!」 とヤケを起こしている人もいましたが、短気を起こさず安全第一で取り組んでください。 そんな苦労を乗り越えて切り取った断面を顕微鏡で観察すると、薄いピンクに染まった円形・楕円形が確認できました。 水や肥料分の通り道である 「 道管 」 のようです。 苦労したぶん、確認できた時の喜びもひとしおでしたね。 校長 武田幸雄 |
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