6月12日(木) 本日の授業風景 (3)説明文 『 ちょっと立ち止まって 』( 桑原茂夫 ) の学習に入りました。 こうした説明文を読解していく際には、段落と段落の関係に着目しながら、文章全体の構成を読みとっていくことが大切です。 そのため授業の冒頭、内山先生が 「 要旨 」 「 要約 」 「 要点 」 という、いずれも 「 まとめる 」 という意味をもつ言葉について解説してくださいました。 段落相互の関係を知るためには、各段落の内容をまとめる必要があるからです。 この授業とは直接関係ありませんが、現在2年生は国語の授業で 「 類義語 ( 似た意味をもつ言葉 )」 の学習をしています。 先の 「 要旨 ・ 要約 ・ 要点 」 も、そんな類義語の仲間と言えそうですね。 さて、本文には、有名な 『 ルビンのつぼ 』( 壺の形や、向き合う二人の顔に見える絵 ) など、一般に 「 だまし絵 」 と呼ばれる3種の図が出てきます。 それらを具体例に、違った角度や視点で物事を見る大切さを伝えた文章です。 「 消極的 」 → 「 謙虚 」、「 優柔不断 」 → 「 慎重 」、「 頑固 」 → 「 意志が強い 」、「 主体性がない 」 → 「 協調性がある 」 … 。 確かにとらえ方一つで、人の短所や改善点も、長所や美点に変わるかもしれません。 校長 武田幸雄 |
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