6月7日(土) 本日の授業風景 (1)『 産業の発達と幕府政治の動き 』 の学習に入りました。 本日は特に、林業や水産業、しょう油や酒といった特産品など 『 諸産業の発達 』 と、『 交通網の整備と海運業の発達 』 を取り上げています。 そうした諸産業の発達と参勤交代 ( 大名が1年おきに領地と江戸を往復する制度 ) により、陸上や海上の交通網が整備され、さらにそのことが港町や宿場町、門前町などの繁栄へとつながっていたとのことでしたね。 では、その参勤交代が、もう一つ江戸にもたらしたものがあることを、皆さんは覚えているでしょうか? それは昨年のちょうど今頃、皆さんが土曜授業で外部講師の大竹先生から教えていただいた 「 江戸東京野菜 」 です。 参勤交代の際、諸大名が全国各地から持ち込んだ野菜を江戸屋敷で育てる → その種子が外部に流出する → 江戸で新たな品種がつくられる … それが、現代にも伝わる 「 江戸東京野菜 」 のルーツだと教わりましたね。 そんな 「 江戸東京野菜 」 の授業は、きたる6月14日と21日の土曜授業で、今年度も1年生が受ける予定です。( 間もなく授業を受け持つことになる実習生の倉田さんも、真剣に授業内容をメモされていました = 写真・中・奥 ) 校長 武田幸雄 |
|