6月2日(月) 本日の授業風景 (4)『 江戸幕府の成立と鎖国 』 の学習です。 主に 『 貿易の振興から鎖国へ 』 を取り上げていました。 キリスト教が抵抗勢力になることを恐れた徳川幕府は、1612年には 「 禁教令 」 を出しキリスト教の迫害を始めます。 そうした迫害や重い年貢の取り立てに反発し、天草四郎たちの起こした一揆が 「 島原・天草一揆 」 でした。 しかし、幕府はその鎮圧とともに貿易統制と外交独占も進め、鎖国の完成へと向かっていくことになります。 現代ビジネス用語に 「 ガラパゴス化 」 という言葉があります。 大陸と隔絶したガラパゴス島で生物が独特の進化を遂げたことから、国際標準とずれた日本製品を指す場合に使われます ( 例 : ガラパゴスケータイ = ガラケー )。 そういった点、鎖国下の日本はまさに 「 ガラパゴス化 」 が一気に進んだと言えるでしょう。 しかし、「 武士道 」 や 「 町人文化 」 など、西欧諸国にはない思想・文化が発展した意味で、鎖国にもメリットがあったのかもしれませんね。 ※ 教育実習生の倉田さんが、早くも授業を見学されていました ( 写真・下 )。 校長 武田幸雄 |
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