11月21日(火) 本日の授業の様子(2)1年生の社会科は地理分野の内容が終わり、今週から歴史分野の学習に入りました。それに伴い、チームティーチングで進めてきた授業も小林先生から関川先生へとバトンタッチです。今回は、これから始まる歴史の授業の導入として、「なぜ歴史を学ぶのか?」を考える授業でした。 関川先生は、ドイツのワイツゼッカー連邦大統領の演説にある「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」という言葉や、東日本大震災で津波の被害を受けた相馬市にある津(つのみつ)神社が、被害を受けた集落と無事だった集落の境に建っていたことを例に挙げ、歴史を学ぶことは過去の人々のメッセージを受け取って、同じ過ちを繰り返すことなく、よりよい社会を築いていく手掛かりになると説明していました。 生徒の中には社会科、特に歴史は暗記重視の科目というイメージが未だに強かったのですが、今日の授業から、過去に生きた人々が今を生きる私たちに何を伝えようとしているのかということを考えるのが大事であることを学べましたね。 −HP担当− |
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