第2回 例会 (詳細・3)
6月19日(日)開催の「第2回例会」の詳細です。
【議 題】 1.自己紹介(前回欠席者) 2.スマートスクール構想について 3.アドバイスツール活用の事例紹介 4.「カリキュラム・マネジメント」のテーマについて 5.テーマ別グループ分け、役割分担 6.教育コラムについて 7.今後の予定 ********** 議題3.アドバイスツール活用の事例紹介 当研究会会員の神戸和敏先生は、「授業と学び研究所」のフェローとして、各地の小中学校でアドバイスツールを活用して学校支援をしておられます。 研究会員の中でも、実際に使用したことがある人はそれほど多くないため、具体的な活用方法について、神戸先生からご紹介いただきました。 ●活用例 ・授業者に対してのアドバイス ・研究協議などで、みんなで授業検討 ・授業者自身が自分の授業を振り返る ・他の教師から、子どもへの技術指導法を聞き、学ぶ ●使い方 ・教室前方に親機を設置して、教室全体を撮影している(子どもたちの表情が見えるように) ・1時間すべてを撮影する ・複数の教室を回る場合は10分程度ずつ撮影する ・ポイントになる場面のみ撮影する(動画も静止画も撮影可能) ●さらに活用する 管理職の皆さんは、こんな思いを持っていませんか? ・若手教師が増加している→授業力の向上を狙いたい ・講師さんには研修の機会がない→力量向上の機会を作りたい ・子どもの願いをかなえる授業づくりをしたい→子どもの表情がポイント ・ベテラン教師のノウハウを後輩教師に伝えたい ・学校からの情報発信を毎日続けたい→ホームページのネタがほしい そうした思いに応えられるのが「アドバイスツール」です! ・動画を使った授業アドバイスが簡単にできる ・良い場面を静止画にして、ホームページにアップし、保護者や教員間で共有する ・静止画を使って、プレゼン資料を作成し、研究協議で活用する ●こんな使い方ができそう 会員からは、次のようなアイデアが出されました。 ・子どもに撮らせる→学習記録として役立てられそう ・保護者に撮ってもらう→視点の違いが明確になりそう ・研究授業のときに、グループで持ってもらう→グループごとに観点が違えば、たくさんの観点を知ることができる ・幼稚園と小学校の連携に使えそう→進学時の申し送りなどで活用すればイメージを持ちやすい ***** 神戸先生のお話を受けて、モニター希望者が殺到し、会員の学校でもモニター使用が始まりました。 今後、さまざまな活用例が出てくると思うと、楽しみですね。 活用報告などは、会員MLなどで順次お知らせしていきます。 |
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