第2回 例会 (詳細・1)

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6月19日(日)開催の「第2回例会」の詳細です。

【議 題】

1.自己紹介(前回欠席者)
2.スマートスクール構想について
3.アドバイスツール活用の事例紹介
4.「カリキュラム・マネジメント」のテーマについて
5.テーマ別グループ分け、役割分担
6.教育コラムについて
7.今後の予定

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議題2.スマートスクール構想について(教育トピックス)

会員である玉置崇先生と水谷年孝先生が、文科省の「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇親会」のワーキンググループ(以下、WG)に委員として参加されています。
そこでどのような検討がされているのか、最新情報も含めて、情報提供をお願いしました。

「スマートスクール構想検討WG」(玉置崇先生)

スマートスクール構想とは、「統合型校務支援システムの導入」を指しています。
「統合型」と銘打っているように、これまでの校務支援システムをさらに発展させたシステムを導入することを目指し、そのための課題について検討するWGだそうです。
委員には、学校関係者、教育委員会関係者、システムを構築する業者など、多様な人々が集まっています。
主に、先行して事業を進めている立場の委員からの報告があり、それを受けて課題について討議する流れだったようです。(第2回まで終了済み)
当研究会の企業会員であるEDUCOMの校務支援システムを導入している学校からの報告もあり、委員の皆さん方には、EDUCOMのシステムの優位性についても知っていただくことができました。

WGで話し合われた内容を、以下に簡単にご紹介します。

●統合型校務支援システムとは

教務系(成績処理、出欠管理、時数など)、保健系(健康診断票、保健管理など)、指導要録等の学籍関係、学校事務系などを統合した機能を有しているシステムのことだそうです。

●現在の普及率

全学校種(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校)をあわせて、約5割の普及率。

国の「教育の情報化ビジョン」の中では、「今後はすべての学校への普及に向けて、校務支援システムの充実を図ることが重要な課題」と提言された。

●普及促進させるために

さまざまな課題

・導入コストの問題(低価格化)
・システム設計の問題(業務の見直しや整理が必要)
・利便性の問題(積極的活用につながらない)
・効率的な環境整備の問題(自治体間の共同運用など)
・運用のための環境整備の問題(教職員への研修や支援方法など)

今後、モデル事業として実証研究をするにあたり考えなくてはならないこと

・セキュリティ体制の構築
・データの安全な管理方法の検討
・集まった情報の活用方法

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