愛知県教育委員会義務教育課

【長久手市教育委員会】情報モラル教育の推進

 GIGAスクール構想の一環として、児童生徒に一人一台タブレット端末が配備されました。本市では研究を進め、授業の中で工夫した活用が進み、児童生徒のタブレット端末の活用が進んでいます。活用が進むにつれ、様々な成果があらわれる一方、課題も出ています。課題の中で、特に、発達段階に合わせた情報モラル教育の推進があげられます。
 本市では情報モラル教育を進めていくために、ICT教育推進部会で今後の情報モラル教育をどのように進めていくかを確認し、年間を通した情報モラルカリキュラムを作成しました。
 作成の際に、児童生徒を取り巻く情報環境が日々変化していることを把握し、現状の実態把握と整理を行いました。その上で、情報モラル教育を学校教育全体で行うために、各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動等の年間指導計画に情報モラル教育を位置付け、カリキュラムを編成しました。また、小学校、中学校での指導の系統性を確保することも大切にしました。
 情報モラル教育を実施していく中で、児童生徒からは「SNSの正しい使い方や情報セキュリティの大切さを知った。」などの感想があり、日常的に使用している便利な道具や仕組みでも、使う人のモラル次第で危険なものに変わってしまうことが理解できました。
 今後、年間を通して情報モラル教育を実践し、実施した指導内容を評価し、今後に生かせるよう、継続的に情報モラルカリキュラムの改善を図っていきます。(2023年12月26日)



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2024-01-12 10:12 up!