愛知県教育委員会義務教育課

【みよし市立北中学校】仲間のよさを認め、称賛する関係づくり

 本校では、善行活動を奨励し、教師、生徒ともに認め合える人間関係を育てるようにすることや継続性のある善行活動や特筆すべき善行活動を称賛することを目的として、「泰斗賞」というものを設置しています。毎月1回、生徒や教師からの推薦を受けた生徒が校長室で表彰されます。今年度表彰された内容としては、「教室移動時に黒板を消すことを手伝ったり、窓を閉めたりとさりげなく係の仕事を手伝っている。」「清掃のとき、1人で掃除をしていた下級生を手伝っていた。誰の目にも入らなかったことに気がついて、その場で判断し、行動していた」など、自分の役割ではないにも関わらず、ふと自然に現れた行動や継続的な善行活動を賞賛し、互いに認め合うことで、豊かな人間性や道徳心の芽生えにつながっていると感じます。また、このように何げない場面にも目を向けている生徒やその存在に気付ける生徒がいることで、温かな人間関係が構築されているとも感じました。「泰斗賞」を受けた生徒は、「もっと自分にできることを見つけて実践したい。」「見ていてくれる人がいたのはうれしかった。」など自己有用感を味わうとともに、更に他人のよさを見つけていこうとする気持ちの高まりも見られます。今後も、生徒が互いのよさに気付き、認め合うことで、更に温かい心を育めるように関わり合ってほしいと思います。


【ちょっといい話】 2018-03-23 18:17 up!

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