愛知県教育委員会義務教育課

【安城市立安城中部小学校】「人をきずつけない情報活用とはどういうことだろう」5年生社会科「情報を生かすわたしたち」からの発展学習として

 5年生社会科「情報を生かすわたしたち」では、情報化した社会の現状とともに情報活用のルールやマナーについて学んだ。「流した情報によってきずつく人がいないように」という文中の言葉に対して、ある児童が「例えばどういうことだろう。」と疑問をもった。そこで、ネット社会の歩き方(http://www2.japet.or.jp/net-walk/)から、スマホを使ったメッセージのやりとりで生じたトラブルの事例を取り上げ、情報モラルの実践を行った。
 実践では、「おみやげ買ってくるね。」のメッセージに対して、「気にしなくていいよ。」の意味で送られた「いいよ。」というメッセージを、「いらない。」という意味に勘違いしたチヒロに対して、多くの考えが児童によって語られた。「チヒロの早とちりもあるけど、送った人は言葉が足りないよ。しっかりとした文章で送るべきだった。」「どうして学校で直接話さなかったのかな。」「話している声を聞けば、こんな勘違いはおこらない。」「直接会って表情を見ながら話していたら、こんなことにはならなかった。」など、スマホでのメッセージのやりとりにおける問題点に気付くことができた。また、「悪口はもちろんだめだし、相手の気持ちを考えないといけない。」「大切なことは実際に会って伝える。」「きずつけないかどうか、自分で考えてきちんと確認する。」など、これからの情報活用についてしっかりとした展望をもつことができた。



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2018-03-09 13:46 up!

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