愛知県教育委員会義務教育課

【岡崎市立葵中学校】 適切な対処方法について考えよう

 本校では「あおいMAX」という、生徒全員による話合い活動を行っている。昨年までは、学級単位で話合いの活動(小グループによる話合い)「あおいタイム」を設けていた。本校で大切にしている「教え合い、伝え合い、認め合い」の学びの基礎を作るのが目的として始まった。どの学級でも、全員が話合いに参加できるように各教科の授業で工夫している。
 今回は、ネット上での個人情報の扱いに潜む危険について、具体的に把握し、なぜ危険なのかという理由とどのように対応するべきかを考え、情報社会に適切に参画することができる力を身につけさせることをねらいとし、実践を行った。
 二つのケーススタディ
1 「これ、おもしろいよ」と友人から無料ゲームサイトのアドレスを教えてもらった。
2 SNSで知り合い、仲良くやりとりをしている同姓で同年代の友達から、直接会おうと誘われた。
 この二つの事例について、 個人→小グループによる話合い→全体による話合いの順に進めていった。
 全員の前では、意見が伝えられない生徒も、小グループでは活躍することができる。グループで出た意見を集約し、全体に広めることで、多様な考えを伝えることができた。そして、ネットワーク社会に潜む個人情報流出の危険に気づき、ケーススタディを通じて適切なネット利用への理解を深め、自分の個人情報を守る意識を高められたと思う。



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2018-03-23 17:50 up!