愛知県教育委員会義務教育課

【稲沢市立大里中学校】情報モラル教室の実施〜 インターネットへの情報発信・公開について 〜

 本校生徒の実態調査において、約60%の生徒がスマートフォンを所有しており、また、90%以上の生徒がインターネットを使用していると答えています。SNSを通じて人間関係のトラブルに発展したり、悪質な嫌がらせが起きたりするなど、情報モラルを高める必要性が高まってきたことから、教室を開催しました。
 「SNSで写真などを公開したら、知らない人に待ち伏せされてしまいました。何がいけなかったのでしょう」というように、具体的な事例を用いて生徒一人一人に考えさせました。子供たちは、それぞれの事例に対して答えを導き出そうと真剣に考えていました。
 以下の文章は、子供たちの感想です。
○ 情報モラルが身に付いていない状態でSNSに投稿してしまうと、他人を傷つけてしまう。個人情報の流出には、十分気を付けて情報社会を生きていきたい。
○ SNSを利用するときには、個人情報の流出や著作権の侵害などに、十分に気を付けていきたい。情報機器を適切に使っていくことが重要だと思った。
○ 情報機器を使うときには、自分で責任をもって、他の人に迷惑をかけないようにしたい。
○ ふだん、何げなく情報機器を利用しているけど、著作権の侵害や個人情報を流出させてしまっている可能性があったなと反省させられた。相手を傷つけてしまうことにもつながるので、十分気を付けていきたい。
○ 情報機器を適切に、有効に使用するためには、利用する人がルールを守り、正しい行動をすることが重要だと学んだ。インターネットの特性を理解して、的確に判断し、正しく利用することが必要であると感じた。



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2018-03-08 08:47 up!

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