愛知県教育委員会義務教育課

【北名古屋市立師勝東小学校】心をつなぎ合わせてにこにこ

 本校が掲げる教育目標は、「にこにこ過ごす子」「もりもり鍛える子」「すらすらできる子」の三つである。そのうち「にこにこ過ごす子」を育てるために実践している活動を二つ紹介する。

【活動1】音楽集会
 朝礼時に、全校児童が体育館に集まり、毎月の指定された曲を、全校児童で斉唱する定例活動である。12月の人権週間には、いきものがかりの「ありがとう」を毎朝練習し、音楽集会のときに、全校児童で斉唱した。ただ歌うのではなく、ふだんお世話になっている先生や家族、そして友達への感謝の思いを込めて児童は歌っていた。集会の1週間前に、感謝の手紙を書いた折り紙を入れるボックスを、昇降口前に設置した。たくさんの感謝の気持ちの詰まった折り紙が集まり、職員室前にはその折り紙を貼って作られた、「ありがとうの花」が完成した。        

【活動2】ハッピーレター集会
 本校では、毎学期、「ハッピーレター週間」を設けている。友達のよいところ発見し、相手に伝えていく活動である。「いつも笑顔であいさつしてくれるね」「給食の配膳をいつも手伝ってくれるね」といった、ふだん学校生活の中で本人が気づかないような友達のよい行いを友達に伝え、「ありがとう」と言えるよい機会になっている。
 本校は、北名古屋市いじめ根絶宣言の中で、「心をつなぎ合える仲間を作る」と宣言している。友達のよいところを発見し合うことで、友達同士の絆を深め、いじめをなくしていきたいと考えている。

 今回挙げた二つの活動だけでなく、様々な教育活動を通して、本校児童の笑顔の輪を広げていきたい。



【ちょっといい話】 2018-01-23 18:12 up!

画像1