愛知県教育委員会義務教育課

【豊田市立駒場小学校学校】「ひまわりの種賞」で心を豊かにする活動

 本校では、善行を奨励し、子供たちの長所を見つけ、励まし、心を育てるというねらいから、「ひまわりの種賞」を実施しています。教師は、名札の中に「ひまわりの種賞シール」を常に携行し、よい行いをしている子に気づいたら、その場で「ひまわりの種賞シール」を渡します。「すぐに渡す」という即時性が、子供たちの自己有用感を高め、自ら進んで善行を行う意識を高めています。さらに、ひまわりの花の種の部分がシールという掲示も、子供たちのうれしさにつながっています。1年生の子供たちもシールをもらうと喜んで貼りながら、次も頑張ろうという意欲を見せています。  
 さらに、個人が10枚シールを集めると「駒場賞」として校長先生から賞状をいただき、表彰の様子を学校HPで公開することで、保護者・地域の関心が高まり、教職員以外からも「ひまわり種賞」を渡す件数も増えつつあります。
 今年度は、生活委員会の子供たちも、善行を見つけてシールを渡す活動を行い、登校や休み時間で、あいさつの輪が広がっています。
「いろいろな学年の子があいさつをしてくれるようになり、とてもうれしい気持ちになりました。これからも、生活委員会が中心となって、この活動を続けていきたいと思います」
 子供たちが、いろいろな先生やお兄さん・お姉さんたちからシールをもらうことで、全職員で子供たちの成長を喜び合う会話も多くなってきました。「ひまわりの種賞」を通した心づくりの場が、教師と子供との信頼関係を深め、子供たちの自立を促していくことにつながり、豊かな心が育つ場ともなっています。



【心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)】 2018-01-12 17:39 up!

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