愛知県教育委員会義務教育課

【豊橋市立高師台中学校】 出前講座 ケータイ教室

 子供たちが、自らの判断でケータイトラブルに関するリスクを回避する能力を身につけさることをねらいとし、全校生徒を対象に講師の先生をお招きして『ケータイ教室』を開催しました。
 特定のメンバーをグループから外してチャットをするという中・高生に起こりやすいトラブルの例が紹介され、加害者、被害者、傍観者のそれぞれの立場で考えました。また、友達同士の悪ふざけのつもりで発信したウソの情報が、ネットや口コミで拡散し、遠く離れた場所で大勢の人々を巻き込み、大混乱を引き起こしたというトラブルも紹介されました。
 講座の後、生徒たちは友達とかわしたSNSを使ったやり取りの内容などを思い出し、その時は何も考えずに過ぎていった小さなトラブルが、大きな問題に発展する可能性があったことを知り、大事にならずにすんだ安ど感と同時に、ケータイの使い方への不安感を覚えていました。
 事後指導では、SNSに文章を書きこむ際は、相手の気もちを考えること、ネット上で知り合った人と会うのは危険であり、個人情報を教えないことを確認しました。また、ケータイ使用にあたってのルール作りや、フィルタリングの設定を保護者にもすすめました。
 ケータイ・スマホのますますの普及とともに、ネットトラブルの増大が予想されます。教員が常に最新の情報をもつよう努めるとともに、生徒・保護者との情報共有を続けていきたいと思います。



【情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)】 2018-01-12 17:18 up!

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