愛知県教育委員会義務教育課

【岡崎市立豊富小学校】いのちをはぐくみ いのちをつなぐ

 本校では、3年生の子供たちが、総合的な学習の時間で、子牛の飼育活動を行います。牧場での飼育体験の後に、学校内に子牛を連れてきていただき、約1週間、子供たちが責任をもって世話をします。自分たちがふだん食べている物が、他の生き物の命によって支えられていることを実感するとともに、その命を預かり大切に育てている人たちがいることを、この活動を通して学びます。
 今年度も、12月に校内での飼育を行いました。この飼育体験を終えて子供たちは、「動物の命をあずかることはとても大変なことだと分かりました」「休まずお世話をしているらくのう家の人たちはすごいと思いました」「ぼくたちは動物たちの命をもらって生きているから、食べ物を残すとそれが無駄になっちゃうから、これからは好き嫌いしないようにしたいです」などの思いをもちました。
 事前の準備や打合せなど、担任にとっては大変なことも多いですが、この取組は命の重さを子供たちになりにしっかり捉えることができる貴重な活動です。この活動を通して感じたことや思ったことを常に心にとどめ、これからも自他の命を大切に生活していってほしいと願っています。


【心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)】 2018-01-12 08:23 up!

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