愛知県教育委員会義務教育課

【稲沢市立千代田小学校】認知症キッズサポーター養成講座

 本校では、2年前から3年生を対象に、「思いやりの心」や「支え合いの心」を育むことをねらいに、稲沢市高齢介護課と地域包括支援センターの方々を講師(キャラバン・メイト)に迎え、認知症に対する理解を深める講座を実施している。
 本校の児童の多くは祖父母と同居しており、お年寄りと接する機会は多いが、高齢者への理解や関心は希薄である。また、「認知症」という言葉を初めて聞く児童もいる。そこで、○×形式のクイズや寸劇などを通して、3年生にも分かりやすく学べるよう準備していただいた。
 ○×クイズでは、児童たちはグループに分かれ、活発に意見を出し合い、キャラバン・メイトさんの力を借りながら答えを導き出していた。寸劇では、家族の中に認知症のお年寄りがいるという設定で、代表児童が参加して、どのように声を掛けたり、接したりしたらよいかを体験して、認知症の方へのよりよい接し方を学んだ。認知症が病気であることを知り、自分たちにできることを考えるよい機会となった。

(講座後の児童の感想)
 ぼくは、いっしょにすんでいるおばあちゃんがにんちしょうになっても、やさしくせっして、いつまでもえ顔でくらせるようにしたいです。


【心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)】 2018-01-12 08:14 up!

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