一宮市立木曽川中学校

4.7(金) 入学、おめでとうございます。

 あいにくの雨模様ではありましたが、本日、入学式を終え、326名の新入生を迎えることができました。令和5年度は生徒数950名、教職員数が70名でのスタートとなりました。
地域の宝である子どもたちの、力強く健全な成長を目指し、教職員が一丸となって教育活動に取り組んでいきます。ご支援、ご協力よろしくお願いします。
 以下、本日の入学式の式辞を紹介します。
 桜の満開が過ぎるほど、暖かな四月を迎えました。雨の入学式になりましたが、326名の新入生の皆さん、歴史と伝統ある木曽川中学校への入学、おめでとうございます。
 3年間に渡り、コロナウイルス感染症の影響を受け、小学校でも様々な制限のある生活でした。5月の連休明けからは、以前のように、制限のない生活ができるようになると思います。中学校での進学を節目に、気持ちを切り替えて、多くのことに挑戦し、新しい生活を前向きに過ごしてほしいと思います。
 さて、小学校を卒業し、中学校へ入学してきた皆さんに、先生から三つのお願いをしたいと思います。
 まず一つ目のお願いは、困難なことや悩むことがあれば、一人で解決しようと悩まず、周りの人たちに相談しながら、乗り越えていってほしいということです。中学生になり、今まで以上に思い通りにならない場面、悩む場面があると思います。心が成長するときに、多くの人が経験することです。
 木曽川中学校は、生徒の皆さんと先生方を合わせると、千人を超える、市内で一番大きな中学校です。皆さんが、悩んだとき、困ったときに皆さんの家族だけでなく、木曽川中学校の千人を超える仲間が応援してくれます。悩みや困りごとを相談しながら、乗り越え、様々なことに挑戦し、大きく成長してほしいと思います。
 二つ目のお願いは、人と比べるのではなく、自分の良い所を見つけ、何事にも自信を持って取り組んでほしいということです。
 自分を認める気持ちを大切にすることで、自信を持つことができ、新しいことに挑戦するとき、目標の達成や大きな成果や成長へとつながります。自分を認め、自信をもつよう心がけてください。
 三つ目のお願いは、自分も大切、周りの人たち(友達や家族、先生)も大切にしてほしいということです。周りの人たちを大切にするには、人の気持ちを考えた言動を意識することが大切です。
 中学校では、今まで以上に多くの人と接することになります。学級、学年だけでなく、部活動でも人との関係が生まれます。一生付き合う友達もできるでしょう。多くの人と良い関係をつくるには、自分の考えを相手に伝えることが大切ですが、それだけでなく、相手の気持ちを考えた行動が大切です。そして、困っている人に力を貸す、優しい声かけができるようになってほしいと思います。
 新入生の皆さんには、「周りの人たちに相談しながらいろいろなことを乗り越え、自分を大きく成長させてください」「自分の良さを見つけ、認めて自信をもって何事にも挑戦してください」「人の気持ちを考えて行動し、周りの人とよりよい関係をつくってください」という三つのお願いをしました。これからの中学校生活のさまざまな場面で思い出してほしいと思います。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。大切なお子様の心と体がより強く、大きくなるように、教職員が一丸となって教え、育てていきます。
 今後、学校に対して温かいご支援、ご協力をいただきますようお願いを申し上げ、式辞といたします。


【校長室】 2023-04-07 12:05 up!

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