愛される学校づくり研究会

★このコラムは、全国の校長先生や教頭先生のためにご提案する、IT機器を使ってのいわば学校運営術です。

【第5回】電子辞書のお勧め

管理職ともなると、何かと文章を書くことが多いと思います。また、さまざまな文書に目を通すことも多いでしょう。
 その時に私が手放せないのが「電子辞書」です。「電子辞書」はだれもが簡単に使えるIT機器です。電卓が使える人であれば、間違いなく使える機器です。

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私が使っている「電子辞書」には「広辞苑・逆引き広辞苑・古語辞典・漢字源・ことば選び辞典・故事ことわざ辞典・四字熟語辞典・英和辞典・和英辞典・英語類語辞典・日本史事典・世界史事典・英単語2500・英熟語1000・パソコン用語事典」の15種類の辞書が入っています。電卓機能も備わっています。

この辞書の数は、「電子辞書」の中では少ない方ですが、今の自分の仕事では十二分に間に合っています。ちなみにこの製品のキャッチコピーは「高校生の学習に役立つ便利な機能。毎日の学習や、受験勉強に役立つコンテンツを収録」です。ということは、私の仕事は高校生レベル? ということでしょうか(笑)。

仮にこれだけの数の辞書を手元に置いておくとなると、まず大変なスペースがいりますね。この点からもこの「電子辞書」は大変便利です。けっしてスペースをとりません。私の辞書はいつも机の脇にあります。いつも目に入るところに必ず置いてあります。さあっと使えるからです。時には文書の山の中に入ってしまっていることがありますが、それで壊れてしまうようなものでもありません。気楽に使いまくっています。

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また、ごく普通の使い方であれば、ほとんどの機種が単4形乾電池2本程度で1年間は動くようです。私の場合で言えば、1日に2〜3回ほど使う程度ですので、1年間以上電池交換をしていません。
 購入当初は、常に鞄に入れて持ち歩いていました。出張先にも持っていきました。もちろん家庭でも使っていました。しかし、いざ職場で辞書を使おうとすると「しまった! 家に置き忘れてきた」ということが度重なりました。これほど便利なものなら、2つ持っていても損はしないと思い、今では職場に1台、家庭に1台置いています。実に重宝するIT機器の一つです。皆さんに強くお勧めします。

 なお、私の尊敬する野口芳宏さんも「学校マネジメント9月号」(明治図書発行)の39ページで、次のように電子辞書を勧めています。

 『二つめは「辞書」の常掲、常用である。私は国語教育を専門とするが、どこの職場でも私ほど辞書を活用するものはいなかった。大方が「持ち前の知識」で用を足し、言葉の本義や真義や使い方を日常的に確認することをしない。私にはその日常の方がむしろ不思議に思えたほどだ。 私は、10年ほど前から電子辞書に切り替えて活用をしている。愛用のカシオの電子辞書には広辞苑や漢字源を始めとして50種類もの辞書が備わっており、ボタン一つで四字熟語でも敬語法でも故事成語でも検索が可能である。正しい言葉の使い方を身につけるのにこれに勝るツールはない。私はあらゆる場で常に「教師全員が電子辞書の常時活用を」と呼びかけている。』

 これを読んで、さらに意を強くしました。

(2006年8月21日)

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●玉置 崇
(たまおき・たかし)

愛知県小牧市立光ヶ丘中学校長。授業をするのも見るのも大好きで、毎日、あちこちの教室をブラブラと徘徊。時にはいきなり飛び込み授業をすることも。IT活用にも積極的で、ITを「学校改革」に日本で一番有効に使っていると言ってもよい一人。「学校のネットワーク活用がわかる本」「数学の授業を感動の連続に」など著書多数。また、「小牧落語を聴く会」の世話人という別の顔もある。
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