活動内容

道徳の時間の公開

【稲沢市立千代田中学校】心を揺さぶる道徳

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 本校では、豊かな心をもち、自ら考え実践する生徒を育成するために、道徳教育に力を入れています。教員も授業力向上に向けて互いの授業を参観して授業研究を行ったり、校外の研修会に参加して、その内容を共有したりしています。
 互いに敬愛の念をもち、信頼し合い、高め合おうとする気持ちを育てるため、「遅刻と友情」という身近な学校生活の内容を取り上げ、主人公の心の葛藤をえがいた「吾一と京造」という資料を用いて実践を行いました。遅れてきた友人を待つかどうかという場面での話合いを通して、利害にとらわれず、思いやる気持ちを高めることができました。
 また、多くの「生命」に支えられて生きていることを実感させ、生命への畏敬の念をもたせたいと考え、食肉として処理される牛との別れを悲しむ女の子の実話を元にした「いのちをいただく」の授業を行いました。「いただきます」「おいしいよ」といって肉を食べた女の子の気持ちに迫ることで、その後の給食では感謝の気持ちをもって残さず食べようという姿が見られるようになりました。
 授業以外にも、地域のために通学路にあるごみを全校生徒で清掃する「クリーンキャンペーン」や、地域の祭りの会場の設営や清掃、片付けを手伝う「盆踊りボランティア」などのボランティア活動を計画的に行っています。
 道徳を通して心情面を揺さぶり、日常生活や様々な行事などを通して豊かな心を養い、自ら考え実践していく生徒の育成を目指していきます。

【半田市立板山小学校】学校公開日に道徳一斉授業を行いました

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 本校では、学校公開日に、全校道徳一斉授業を行いました。5年生では、資料「手品師」(5年生の道徳)を使用しました。主題は「正直誠実・明朗」です。自分の心に正直に、他人に誠実に生きることは、人と人との信頼関係を築いていく中で大切なことだと考え、本資料を使用することにしました。
 本資料は、大舞台を夢見る手品師が、夢をかなえるために大舞台へ行くのか男の子との約束を守るのか、迷いに迷った結果、男の子との約束を果たします。
 授業では、迷いに迷った場面では、どちらの選択にも共感できるという児童が多くいました。まず、男の子のところへ行き、大舞台へ連れて行くという意見もありました。「男の子との約束を守ったことに対して満足しているだろうか」という発問に対して、「約束を守ることは大切だから満足している」という立場、「大舞台に立ちたいという自分の気持ちにうそをついているのではないか」という立場で話合いが進みました。その結果、迷いに迷ったこと自体が「誠実」なのではないか、という意見に学級全体が納得している様子でした。
 その後に、手品師の生き方について考えさせました。自分の考えや行動を振り返りながら児童なりの言葉で表現していました。中でも、誠実に生きることは、自分や相手にとって幸せな生き方なんだという意見に学級全体が温かい雰囲気になりました。授業を通して、改めて、自分に対して正直に生きること、相手に対して誠実に行動することの大切さを考えることができました。

【春日井市立鷹来中学校】わたしのせいじゃない?

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 3年生で、絵本「わたしのせいじゃない―せきにんについて―」を教材にした道徳の授業公開を行いました。絵本の中では、ひとりで泣いている子に対し、周りの14人の子供が様々な証言をしています。
「はじめたのは わたしじゃない ほかのみんなが たたきはじめたのよ わたしのせいじゃないわ」
「はじまったときのこと みていないから どうしてそうなったのか ぼくはしらない」
「そんなことがなかったら その子のこと ほとんどわすれていたわ なにもいわないんだもの」
 生徒たちは「いじめが起きているのではないか」とその状況を捉えました。改めて14人の証言をよく読み、「泣いている子をいじめているのは誰なのか」について個人で考えました。そして、グループで考えを伝え合い、「何をもって『いじめ』をしたことになるのか」について意見を交わしました。「いじめている」「いじめていない」の線引きから始まった議論は、次第に「泣いている子の気持ちを考える」方向へと進み、話合い後の全体発表では、半数の班から「14人全員がいじめをしていると考えるべきだ」という考えが発表されました。
 この絵本では、後半部分に「ごみであふれる埋立地」や「紛争地域で武器を手に持つ子供」「原油にまみれた渡り鳥」「栄養失調の飢えた子供」など、世界の写真が列挙されています。授業では、後半部分の写真を見た後で、作者がこの本の副題を「せきにんについて」とした理由を考えました。
 生徒の意見です。「作者は私たちに世の中で起きているどんなことも他人事のように思ってほしくないということを伝えたかったのだと思う。その意味では、いじめも紛争も環境問題も同じだと思った。」
 目の前で起こる「いじめ」はもちろんのこと、世の中で起こる様々な出来事に対して、「自分事」として捉え、行動に移すような生き方ができる人物の育成を今後も目指していきたいと思います。

【岡崎市立北野小学校】 頑張ることって?

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 3年生の道徳で、最後まで頑張ってやりぬく心について考える授業を行いました。現在、子供たちは学芸会に向けて日々練習に取り組んでいます。役のセリフや楽器の演奏、歌の練習をする中で、うまくいかないこともあり、つまずく姿もあります。道徳の資料「さか上がり」(明るい心)を読み、主人公「知子」が目標に向かって困難に耐えながら最後までやり通す姿から、「何としても達成しようと頑張ること」について子供たちと考えました。ほぼ同じ時期に体育の授業でさか上がりに挑戦していたので、子供たちにとって身近で親しみやすい内容となり、自分のことのように考えることができる教材となりました。
 「もし自分が知子と同じ状況だったらどうするか」を考えさせると、子供たちから「できないままだと悔しいから、諦めずに何回も挑戦する」「先生や友達からこつを聞いて、休み時間にも練習する」などの意見が出されました。また、自分が今頑張っていること、これから頑張りたいことを考えて、友達同士で発表し合いました。「学芸会の本番でよい演奏ができるように毎日オルガンの練習を頑張りたい」「学芸会の役の声や動きを大きくできるように頑張っていきたい」「算数のかけ算の筆算を間違えないようにたくさんの問題を解きたい」と伝え合うことができました。
 目標を達成するために努力を続けることはたやすいことではありません。頑張ることは苦しいことでもあるが、それが子供たちの満足感や充実感につながるように、これからも考えたり、体験したりすることを大切にしていきたいと思いました。

【豊川市立東部中学校】道徳研究授業(思いやりについて)

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 10月19日木曜日、1年6組で道徳の研究授業を行いました。主題は「家族を想う 〜相手の立場に立って〜」です。資料は「祖母からの『ごめんね』」(出典:中学校道徳 自作資料集&指導案NO1 明治図書)を使用しました。ねらいは「祖母に対する『僕』の言動と祖母からのメッセージに込められた思いを考えることを通して、やさしさと思いやりの心をもって人と接しようとする道徳的実践意欲を高める」とした授業でした。
 本資料は、祖母から届いた年賀状に小さく書かれた「ごめんね」の文字を見て、「僕」が祖母と暮らした1か月間を思い起こし、その意味を考えるという内容です。本時では、やめようと思いながらも祖母に冷たい態度をとる『僕』の心情を深く掘り下げ、祖母からの年賀状に書かれた「ごめんね」という言葉に込められた思いを考えさせることにより、相手を思いやる言動の大切さを実感させたいと考えました。
 授業では「やめようと思いながらも、祖母に冷たい態度をとる『僕』をあなたはどう思いますか。」という発問に対して、「反抗期だから仕方がない」といった僕を擁護する立場、「どんな理由であれ、関係ない祖母に冷たい態度をとってはいけない」といった批判する立場での意見が活発に飛び交いました。20人近くの生徒が発言をし、『僕』に対する自分の考えを発表することができました。
 「『ごめんね』にこめられた思い」を問う発問では、最初は祖母が余計なおせっかいをしてしまった行為に対するものだとする意見が多数でした。しかし、教師が「おばあちゃんって、何か悪いことしたのかな」と生徒たちに問い返すと、「おばあちゃんのやさしさから出た言葉」「愛情そのもの」といった人間愛を表したものであると気づく生徒が多く出てきました。
 授業を通して、相手の立場を理解して、思いやりをもって接することの大切さを実感できた生徒が、たくさんいたと思います。

【知多市立佐布里小学校】本校の道徳実践

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 本校では、平成30年度の道徳の教科化に向け、教員の研修を進めています。学年ごとで道徳の授業の進め方、教具の活用についての話合いを重ねています。10月17日の学校公開日に、全校道徳一斉授業を行いました。各学年で話し合い、同じ資料を使って授業をしたり、「夢」という共通のテーマで授業をしたりしました。児童が、自分の気持ちと向き合って考えるように、ワークシートやロールプレイングなどを取り入れました。多くの保護者の方が参観され、緊張しながらも、児童は自分の考えを発表したり、考えを深めたりしました。   
 また、本校は、キャリアスクールプロジェクトを推進しており、「地域、学校に誇りをもち、協働して自ら未来を切り拓く佐布里っ子」の育成を目指しています。道徳の授業以外でも、友達との関わり方や物事をやり抜く力・解決する力、自分の夢をえがく力などを育むために、日々の授業において、話合いを深める活動を取り入れています。道徳の授業と他の教科の授業、学校生活とをリンクさせ、児童の心に響く心の教育についても研修しています。
 今後も、家庭と学校が連携して児童の心の教育を推進していきたいと思います。

【安城市立二本木小学校】生きているってあたたかい いのちってあたたかい

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 1年生の道徳の授業で、いのちについて考える授業を行いました。始めに、隣の子と握手をしました。隣の子の手は、やわらかい、あったかいと感じとりました。次に、道徳の資料「ふしぎだな」(あかるいこころ)を読んで話し合いました。父母に抱っこしてもらう場面では、あらかじめ、家族におんぶや抱っこをしてもらう課題を出しておき、「あったかい」「ぽかぽか」「気持ちよかった」と自分の経験を想起することができました。「みんな、あったかくて、うれしくなっている」「あったかいからふしぎ」と感じ取り、「いのちってあったかい」「生きているからあったかいんだ」と気づきました。また、保護者からのコメント「久々に抱っこして、大きくなったなと思いました。とてもうれしそうで、ほっこりいとしい気持ちになりました」を聞きました。その後、生きていると感じる時を考え、運動をしてがんばっているとき・朝気持ちよく起きるとき・楽しく勉強しているとき・おいしく給食を食べているときなどが見つかりました。
 子供たちは、「いのちっていいな。大切って分かった。守ってくれてありがとう」「生きているといいことがいっぱいあるし、思い出もいっぱいできる」「お母さんに育ててもらって、僕のいのちも守ってくれる。僕も大切にする」「いのちがあるからいろんな楽しいことや悲しいことができるので、生きるのは大切なんだ」と振り返りに書きました。
 友達や家族とふれあうことを通して、いのちの温かさを実感することができました。この生きていると感じる温かさこそがいのちであり、いのちを大切にしようとする気持ちを、これからももち続けられるようにしたいと思いました。

【春日井市立松原小学校】 親子で考える道徳

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 春日井市立松原小学校では、秋の授業参観の折に「親子で考える道徳」というテーマで道徳の授業を行っています。今年度は、10月13日(金)の5限に、6年生が3学級同時に取り組みました。今回の主題は「家族の深い愛」で、題材は「美しい母の顔」です。顔に火傷の痕がある母を何かと遠ざけていた娘が、やけどの原因が自分の命を救うためだったということを初めて知るという話です。印象深い話だったので、子供達は水を打ったように静かに先生の範読を聞いていました。その後の話合いでは、活発に意見が出され、心が揺さぶられている様子が手に取るように分かりました。参観していた保護者にも涙ぐむ方が何人もいました。多くの家庭で帰宅後も話題にしていたようです。

【瀬戸市立光陵中学校】 心に響く道徳教育

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 光陵中学校は、本年度、県の道徳指導の研究実践校に指定され、「『特別の教科 道徳』の実施を見据えた道徳教育の充実」という研究主題のもと、副読本や自作教材を使用した授業を中心に、各教科や特別活動(行事)、総合的な学習の時間と関連させ、学校教育全体で豊かな心を育てる活動を行っています。
 以下に、本校の主な活動を紹介します。
(1)道徳授業の実践例
【1年生 無人島SOS、話の上手な聴き方、友だちがもし…】
【2年生 光陵マナーを作ろう、いのちをいただく、ONE FOR ALL】
【3年生 ドナーカード、明かりの下の燭台、勝ち負け以上に大切なもの】
(2)小・中学校教育連携
 地域の3小学校と連携して、お互いに道徳の授業公開をしたり、講師の先生をお招きして小・中合同で研修会を行ったり、9年間という長いスパンで子供たちの道徳的心情を育てる取組をしています。
(3)さくらんぼ学園との交流
 ボッチャ、音楽交流、校内めぐり、給食交流など、瀬戸特別支援学校(さくらんぼ学園)と交流することで、互いの理解を深め、人間愛・思いやりなど、心の教育の推進を図っています。
(4)地域美化活動
 自分たちの住む地域を自分たちの手できれいにすることによって、地域への感謝の気持ちを表すとともに、仲間と協力して活動することで、思いやりの心や結束力を育てています。
 これらの取組を通して、思いやりや感謝する心、仲間や自分を大切にする心が育ってきていると感じます。今後も、心に響く道徳教育を実践していきたいと思います。

【常滑市立南陵中学校】土曜参観日での道徳授業・講演会

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 本校では、9月16日(土)に道徳公開日を設定し、全校で道徳の授業を実施しました。写真は、1年生の授業の様子です。「カーテンの向こう」という資料から、人間愛、思いやりについて考えました。「カーテンの向こうは冷たいレンガの壁」であるホスピスで、窓の外の様子を楽しげに入院患者に話すヤコブ。冷たい病室で、窓際のベッドを使うヤコブの話だけが、入院患者に元気を与えるのでした。彼は、かたくなにそのベッドを譲ろうとしません。彼が死に、そのベッドをようやく使えるようになった「私」は、カーテンの向こうの真実を知りがく然とします。「私」は、同室の患者たちに真実を話すべきなのか・・・?それとも、隠し通すべきなのか・・・?生徒たちから出る意見は、どれもヤコブや他の入院患者のことを思ったものばかりでした。最後に、人間愛、思いやりとは何かについて考えました。生徒たちから出た意見は、「相手を思うこと」にまとまりました。形は違っても、相手を思いやることを忘れずに、生徒たちが生活していってくれることを期待します。
 授業後には、未来の種南陵地区青少年問題連絡会の主催により、ホスピタルクラウンとして活躍されている大棟耕介さんの講演会が、本校体育館にて開かれました。体育館倉庫から突然登場するという粋なパフォーマンスに始まり、生徒たちの未来のために熱く語りかける様子には、涙する生徒も見られました。大棟さんの語られた、「1.友達を大切にする。2.期待されたら、期待に応える。3.今日という日を全力で使う。4.行動を起こす勇気をもつ。」というメッセージは、生徒の心に深く響いたようです。
 今後も、家庭、地域、学校一丸となって、生徒たちの心の教育に取り組んでいきたいと思います。
心の教育推進活動