市町村教委の取組

【田原市教育委員会】心に響く道徳科の授業を目指して

 若戸小学校が教育課題研究校として、本年度10月24日(木)の午後、「豊に感じ、自ら考え、思いを深めることができる子の育成 〜子ども一人ひとりの心に響く道徳の授業を目指して〜」を研究主題とする2年間の研究成果を発表しました。
 若戸小学校では、これからの道徳として、「道徳科の授業は楽しいな」と子供が感じる授業づくりと、道徳的価値の理解を深めることができる多面的・多角的に考え話し合うことができる発問の研究に取り組みました。
 1時間の授業を、導入・展開前段・展開後段・終末に分け、それぞれについて工夫をすることで心に響く道徳科の授業を作り上げてきました。
 研究発表会には、市内の4割の先生である160名が参観し、協議会で取り組みへの理解を深めました。各学校へ戻り、市内23校で足並みそろえた道徳科の授業が展開されました。

【蒲郡市教育委員会】 蒲郡市の取組

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 蒲郡市では、「社会に開かれた教育課程」を受け、道徳科における地域教材の開発に力を入れています。昨年度は、7つの中学校区で小学校用の7つの教材をつくり、現在、全小学校で活用しています。今年度は、中学校用の教材をつくり、さらなる道徳教育の充実を目指しています。 
 また、本年度は、県教委からの委嘱を受け、西浦中学校が「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究に取り組んでいます。夏の研修会では、大学教授を講師に招き、「役割演技」を取り入れた道徳授業について、講義と模擬授業を通して学ぶ機会を得ました。研修会には、西浦中学校の教員以外も参加し、力量向上に役立てています。参加した教員からは、「教員の出場や生徒の意見を見抜く力の大切さを痛感した」「演技を見ることによって、感情の変化を見ている人が体感できることが分かった」などの感想が出ていました。
 11月の研究発表会では、この「役割演技」を取り入れた授業の発表も見られました。この研修をきっかけに、さらに深く道徳科の授業研究を進めていく先生方の姿がたくさん見られました。
 子供たちの豊かな人間性を育んでいくために、これからもよりよい道徳科の授業の在り方を目指し、授業研究や講演会などの研修機会を設けていきたいと考えています。

【稲沢市教育委員会】未来を切り拓き 豊かな人間性を育む道徳教育の推進

 稲沢市では、未来を切り拓き、豊かな人間性を育む道徳教育を推進しています。
 本年度、稲沢市教育研究会 道徳教育研究部では、研究主題を「未来を切り拓く 人間性豊かな児童生徒の育成−多様な考え方・感じ方と出会い、交流する道徳科の授業を通して−」と設定し、推進委員が中心となって研究を進めてきました。研究集会では、推進委員の提案をもとに、活発な研究協議や情報交換が行われました。
 道徳教育推進教師のさらなる力量向上と各学校での道徳教育の充実に向けて、毎年度夏季休業中に、「道徳教育推進教師研修会」を開催しています。道徳科教科指導員を講師として、市内全小中学校の全道徳教育推進教師が参加して研修を深めます。本年度は、これまで積み上げてきた道徳科の授業における成果と課題を確認するとともに、今後求められる道徳科の授業づくりと評価について、各校で作成した「別葉」の活用について研修を行いました。
 また、本年度は、愛知県教育委員会の委嘱を受け、「考え、議論する道徳」への質的転換を図ることを目的とした「道徳教育の抜本的改善・充実に係わる支援事業」の研究推進校として、稲沢市立法立小学校が、授業改善と充実に向けて研究・実践を積み重ねています。市内の小中学校教員を対象に開催される公開授業や研究協議会、講師による道徳科研修会での学びを、各学校の道徳教育の推進に生かしています。
 今後も、児童生徒の健やかな成長を願い、道徳教育を推進していきます。

【岩倉市教育委員会】岩倉市人権の歌の制作

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 岩倉市子ども人権会議では、各学校の取組の情報交換後、岩倉市人権の歌の歌詞をグループごとで、話合いすることによって、改めて人権について考える機会となった。
 その後、全小中学校の児童会・生徒会の代表者と職員で、人権の歌の歌詞作りを行った。子供たちから、人権に関する温かいフレーズがたくさん出て、素敵な歌詞が生まれた。
 前年度、講師としてお世話になったシンガーソングライターの方に作曲していただき、岩倉市人権の歌「また明日ね」が完成した。
 各学校における行事などで幅広く歌われ、岩倉市の人権における一つのシンボルとなった。

【東海市教育委員会】夏季研修 授業力の向上を目指して

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 東海市では、毎年、夏季休業中に「夏季研修」を開催しています。時代のニーズや教育の今日的な課題に対応した研修をはじめ、教職員としての人間性・授業力を高める研修を実施して教職員の力量向上を図ることを目的としています。
 今年度、道徳科については「道徳科の授業展開と評価」をテーマに、大学教授を招いて研修を行いました。研修では、「『うれしい道徳』を実現するために」と題して、道徳科の在り方や評価の在り方についての解説を聞いた後、グループに分かれて評価を意識した発問づくりを行いました。参加者からは「授業の目標をしっかり意識して評価を考えることの大切さを改めて感じた。子供が自らの成長を実感できる授業が大切であるというところは、道徳科に限らずどの教科にも当てはまることだと思った」との感想がありました。
 これからもこのような研修の場を設定し、子供たちの他とともに心豊かな生活を築く態度を養っていけるように道徳教育を推進していきます。

【大府市教育委員会】道徳副読本「大府市にゆかりのある人」の編集

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 大府市では、道徳において、地域に根ざした教材を副読本「大府市にゆかりのある人」として作成し、9月より各小中学校において活用されている。大府市の小中学校教員で組織する編集委員会が、昨年度より編集を進めていた。大府市にゆかりのある7人の人物の功績等を取り上げ、児童生徒がそれらの人々の思いを感じたり、考えたりできるようにしたいと考える。この副読本は、小学校3年生から中学校3年生までに配付され、年に1人を授業で取り上げる形となっている。
 また、先生方の指導の一助となるように、指導案例も作成した。さらに、写真や映像などの資料も用意し、電子黒板に映しながら授業を進めるなどの利用ができるようにしている。
 児童生徒が郷土の偉人に触れることで、郷土を愛する心など様々な道徳的価値が高まることを期待している。

【幸田町教育委員会】幸田町教員夏季研修会「こうた夏塾」

 幸田町では、毎夏、「教育力を高める具体的実践」について研修を行い、授業力向上を図るため、「こうた夏塾」を開催しています。今年度は、「特別な教科 道徳」について研修を深めました。
 研修会では、「新しい道徳科に求められる具体的な授業づくり」と題し、西尾市立西野町小学校長の石川雅春先生にお越しいただきました。石川先生が、小学校高学年の2学期に使われる「ブランコ乗りとピエロ」を教材に、2種類の模擬授業をしてくださいました。参加した教員が、生徒役となって進められた模擬授業では、石川先生の発問や板書、授業の流れなどから、「特別な教科 道徳」における具体的な指導のポイントや授業のイメージを学ぶことができました。また、事前にまとめた「道徳の授業づくりでの悩みや困っていること」に対しても、石川先生から丁寧にそして的確に御指導をいただきました。参加した教員から、「2学期からの実践にすぐに生かすことができそうだ」という感想がありました。

【日進市教育委員会】授業力向上に向けて

 日進市では、日進市現職教育委員会研修事業部が中心となって、「授業力向上研修会」を、年3回実施しています。この研修会は、外部講師を招き、授業研究を通して中堅職員の授業力向上を図ることを目的に、在職4〜15年目の教員を対象として実施しています。
 1回目は、6月に、日進市立日進北中学校で行いました。「いじり」と「いじめ」の違いについて考えることを通して、相手の立場に立って相手を尊重しようとする態度を育てることがねらいの授業です。外部講師からは、「教科書の読み取りにならないように、生徒と教師が一緒になって考える姿勢が大切」「深く考える場面を作り、子供の中にどのような変容があるかが大切」という助言がありました。
 2回目は、8月に、日進市立北小学校で模擬授業を行い、教員が児童役となり、児童の立場で考える場面を作りました。3回目は10月に実施する予定です。

【東郷町教育委員会】授業力向上を目指して

 東郷町では、「特別の教科 道徳」の全面実施がスムーズに進むように、平成28、29年度の2年間で、町内9校の教務主任が中心となって、道徳科の授業の進め方や評価の具体的な方法について情報交換を行ってきました。平成29年度には、「東郷町教員会総会」に、大学教授を講師として招き、「これからの道徳教育の在り方」について講演をいただきました。
 また、東郷町教員会授業研究部が中心となって、2年目から5年目までの教員を対象にして、「少経験者研修」を行っています。道徳科の授業研究に取り組む少経験者もおり、研究協議会では、授業の進め方や発問の内容などについて話し合い、授業力の向上に努めています。

【碧南市教育委員会】豊かな心をもち他者と共によりよく生きる子どもを育む道徳教育

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 碧南市教育研修会道徳部会では、「豊かな心をもち他者と共によりよく生きる子どもを育む道徳教育」のテーマのもと、各校において研究実践を重ねています。
 平成30年7月に、中央小学校において、道徳研究発表会が行われました。研究主題を「豊かな道徳性を育み、よりよく生きようとする子の育成」とし、問題解決的な学習を中心とした道徳科授業の研究に取り組みました。
 問題解決的な学習を取り入れた授業を仕組み、子供の思考を助ける板書の工夫をしました。子供の情報分析能力が向上したり、ペアトークの有用性の実感をもてたり、道徳科の時間を楽しみにする児童が増えたりという成果が報告されています。
 また、各校の実践レポートをまとめ、各校に送付することで、次年度の活動に生かすようにしています。