活動内容

交流

【豊田市立四郷小学校】思いやりの気持ちを育てるファミリー活動

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 四郷小学校では、「集団生活の中で、お互いに協力し合ったり認め合ったりして、相手を思いやろうとする気持ちを育てる」ことを主なねらいとして、縦割り活動(ファミリー活動)に力を入れ、年間を通して活動しています。全校を24の縦割りグループ(中ファミリー)に分け、二つを合わせた大ファミリー、二つに分けた小ファミリーの三つのパターンで実施しています。主な活動は、ファミリー遊び、ファミリー遠足、四郷っ子フェスティバルの三つです。これらは四郷小の伝統であり、四郷っ子はファミリー活動をとても楽しみにしています。
1 ファミリー遊び(5月・7月・9月・1月)
 年に4回、縦割り行事のない月の四郷タイム(2限と3限の間の長い休憩時間)に実施しています。ファミリー全員が楽しめるようにと、事前に高学年が知恵を出し合い、ルールなどを工夫して、遊びの計画を立てています。25分間という短い時間ですが、終わった後には「楽しかった」という感想や、「ありがとう」という感謝の言葉が聞かれ、笑顔のあふれる時間となっています。
2 ファミリー遠足(6月)
 四郷小の近くにある運動公園へ出かけ、一緒に弁当を食べたり遊んだりします。行き帰りは、低学年と高学年が並んで歩きますが、手をつなぎ励ましたり体調を気遣ったりしながら歩く高学年の姿からは、優しさや頼もしさが感じられます。楽しく会話をしながら弁当を食べた後には、大きな広場で、「鬼ごっこ」や「だるまさんが転んだ」など、ファミリーごとに決めた遊びで思いっきり体を動かし楽しみました。帰り道では、「楽しかったから、また来たい」という感想が多くの子から聞かれました。
3 四郷っ子フェスティバル(12月)
 大ファミリーで一つの出店(ゲーム)を行います。出店の計画・準備は、5・6年生が縦割りの時間を使って手際よく進めます。お昼の放送で、出店のPRをファミリー長が行いましたが、それを聞く下級生からは、フェスティバルを心待ちにしている様子が伝わってきました。「空き缶積み」や「人間すごろく」など、ファミリーごとに考えた出店のゲームは、ファミリーを低中高の人数が均等になるように分け、合計得点をファミリーごとに競う形式であるため、当日はお互いにアドバイスし合ったり励まし合ったりする姿が見られ、とてもほほえましい活動になりました。
 これらの取組を通して、高学年の児童にはリーダーとしての自覚が芽生え、下級生に対して思いやりのある言動や指導力・責任感・行動力も養われています。また、低学年の児童は、高学年の児童を慕い、協調性も身につけていきます。今後も、ねらいと成果を明確にして、心が通い合うファミリー活動に取り組んでいきたいと思います。

【高浜市立吉浜小学校】地域とともに…ともに学んで未来を拓く吉浜っ子

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 本校は、「ふるさとに誇りをもち、ともに学んで未来を拓く吉浜っ子」を、目指す子供像として、他教科と関連させたり、学校生活の場に結びつけたりしながら、道徳教育を進めている。
 本学区は、江戸時代より細工人形や菊人形作りが盛んで、菊の栽培や「菊祭り」が行われている。本校の児童は、地域の方の協力の下、毎年「菊祭り」に一人一鉢、育てた菊を展示している。
 また、4年生は、自分たちでデザインした菊人形を、まちづくり協議会の方(以下まち協さん)と制作している。今年度も、まち協さんの説明を聞き、菊の摘み取り、菊付けを意欲的に取り組んだ。まち協さんの話を聞いたり、体験したりする中で、自分たちも「菊」のことを伝えたいという思いをもった。そこで、地域の方や全校児童に向けて、菊人形や菊の歴史を紹介する新聞を作り、配布した。さらに、調べたことをペア学年である、2年生に伝える場を設けた。劇、クイズ等で伝え方を工夫し、一生懸命発表する姿が見られた。

(4年児童の感想)
・まち協さんの「菊1本でまちづくり」という言葉が心に残った。ぼくも、できる限り吉浜のためになることをしたい。
・2年生に伝えたら、まち協さんの気持ちが分かってきました。まち協さんの思いや苦労が伝わったみたいでうれしかった。
・伝統の菊人形、細工人形を守っていきたい。菊のすばらしさを他の県や市にも教えていきたい。
(2年児童の感想)
・4年生が分かりやすく説明してくれたから、早く菊を育てたくなりました。
・菊人形を作ってみたくなりました。もっと吉浜のことを知りたくなりました。

 他学年でも、まちを探検し「まちのすてきさん」を見つけたり、吉浜の魅力を伝える番組を作ったりした。地域のことを調べ、伝えていく中で、地域に愛着をもつことができた。また、地域の人とかかわり、思いを知る中で、吉浜を大切にしていこうという気持ちをもつことができた。

【田原市立田原中部小学校】人とのつながりのよさを感じた劇『ぼくらの七日間戦争』

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 本校の6年生は、学芸会で『ぼくらの七日間戦争』の劇を演じました。きっかけは、担任が学級文庫を眺めていたときに、目にとまった一冊の本『ぼくらの七日間戦争』。理不尽なことばかり言う大人たちに立ち向かおうとする子供たちの姿が、自分の考えをしっかりと主張しようとする今の6年生にぴったりだと思い、この本を劇にして挑戦することになりました。子供たちの中には、『ぼくらシリーズ』のファンも多く、毎日明るい雰囲気の中で練習に取り組んでいました。
 そんな中、この物語を劇にするという話が、いつの間にか地域の方々や新聞社にも広まり、ついには縁あって原作者の宗田理先生のもとにも届きました。そして、本番前日には、宗田先生ご本人から「この作品は、クラス全員が力を合わせて大人に戦いを挑む物語なので、元気いっぱいに演じてください」という激励のメッセージをいただきました。宗田先生からの心のこもった言葉は子供たちの励みとなり、学芸会本番ではみんな生き生きと演技することができました。今までで一番のできでした。出演者、裏方、家族、地域の方々、そして宗田先生、みんなの支え合いのおかげで、劇『ぼくらの七日間戦争』は大成功を収めることができました。
 一冊の本から始まった、人とのつながり、そのすばらしさを子供たちは感じることができたと思います。一生懸命役を演じきった子供たちの感想を紹介します。

 ぼくは、宗田理先生の大ファンなので、お手紙を見たときには言葉も出ないくらい感動しました。練習でも今まで以上に気合いが入り、本番もみんなと協力して成功させることができました。宗田先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。(校長先生役の児童)

【刈谷市立小高原小学校】「友達曜日」での読み聞かせ

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 本校では、月曜日の1時間目を利用して、「友達曜日」と称して縦割り活動を、毎月1回実施している。4月の新入生歓迎会から始まり、縦割り学級でのレクリエーションや高学年と低学年の2名でペアを作ってゲームに挑む「ギネスフェスタ」等を実施している。目的としては、他学年とかかわる機会を通してお互いのことをよく知り、助け合う温かい心の育成を目指している。その成果として、放課には異学年で楽しそうに遊んだり会話したりして過ごす姿が多く見られ、和やかな雰囲気に包まれている。
 「秋の読書週間」として、10月29日からの2週間、「どんぐり読書」と称して「友達曜日」にペア読書を実施している。1学期にも同様に開催しており、高学年が低学年に読み聞かせを行っている。この日のために、高学年の子は事前に読み聞かせのペアを決めたり、低学年の子が喜びそうな本を学校図書館から借りてきたりと、低学年の子に対する温かい心を随所に感じることができた。この取組は3学期にも予定されており、今度は、低学年の子が感謝の気持ちをもって、高学年の子に読み聞かせを行う予定である。
 今後も、「友達曜日」でのこれらの活動を通し、学年をこえた子供同士のかかわり合いをもたせていくとともに、他者への思いやりの心を育みながら、本校の目指す「日本一あたたかい学校」を実現していきたい。

【東海市立大田小学校】 なかよし活動

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 本校では、1年生から6年生までの全ての児童が、縦割りグループでの「なかよし活動」に参加している。縦割りでの活動を行うことにより、学年を超えた交流が進んでいる。 
 4月当初に、1グループ25名前後で、12グループが作られた。毎年、新しいグループを作っている。第1回の「なかよし活動」でグループ名を決め、グループを象徴するプラカードを作成した。それ以後は、活動のたびに、このプラカードの元にメンバーが集まることになる。
 本校では、木曜日は昼の清掃をなくし、30分間の長い昼休みにしている。その時間を利用して、毎月1回のペースで「なかよし活動」は開催される。体育館や教室、運動場などグループごとに集まり、文字通り仲よく遊んでいる。遊びの内容は各グループのリーダー(6年生)が事前に話し合い、企画したものである。これを「なかよし遊び」と呼んでいる。
 また、全校児童が集まりグループ対抗で遊ぶこともある。グループ対抗ということもあり、毎回、かなり盛り上がっている。
 その他に、秋の読書週間には「なかよしグループ」で高学年が低学年に絵本の読み聞かせをする「読み聞かせの会」がある。低学年の子がお兄さん・お姉さんの横に座り、高学年の子が読み聞かせをしている姿は、とてもほほえましい。
 2月の最後の「なかよし遊び」では、「お別れ会」と称し、ゲームをした後、卒業する6年生に在校生から記念写真をプレゼントする。この会は5年生が企画し、運営する。そうすることで来年度への引継ぎも行っている。
 年間を通した「なかよし活動」は、笑顔の輪が学校全体に広がり、まとまりを生んでいる。そこから豊かな心も育まれている。また、高学年は低学年の面倒をみることにより、自然に思いやりの心が育つとともに、高学年としての自覚と責任感も育っている。

【稲沢市立高御堂小学校】 人権教育の取組

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 本校では、「児童一人一人が違いを認め合い、尊重し合い、それぞれのよさや可能性を発揮して自己実現を図りながら、互いに信頼し合い、共感し合って温かい人間関係をつくる」ことを目的に、人権に関する教育活動を日々実践しています。
 特に、11月上旬から12月上旬までの1か月間は「人権教育強化期間」とし、毎年、様々な取組を行っています。今回は、その中の標語の取組について紹介します。
 標語作品については、全学年全員が参加をします。その後、各学年2点優秀作品を選び、朝礼時に「児童自らの発表」という形で紹介をします。また、渡り廊下に優秀作品を掲示し、人権についての意識の向上に努めます。
 朝礼時の紹介では、校長先生から人権に関する講話をいただいた後、温かい雰囲気の中で、12名の児童による発表が行われました。一人一人が、自分の標語が書かれた画用紙を掲げ、大きな声で発表すると、自然に拍手が湧き起こりました。全校児童が人権問題を身近なこととしてとらえ、心に響かせている様子が伝わってきました。 
 これからも、人権教育に関する取組を大切にして、誰に対しても優しい気持ちで接していけるような心を、更に育んでいきたいと思います。

【瀬戸市立古瀬戸小学校】 ハッピータイム

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 本校では、ソーシャルスキルトレーニングと構成的グループエンカウンターを織り込んだプログラムとして「ハッピータイム」を実施しています。楽しく人とかかわる体験を通して、かかわりのスキルやコツを身に付けるとともに、自己理解・他者理解を深め、自尊感情を育むことを目的としています。
 「あとだしじゃんけん」「ゴジラとゴリラ」「探偵ゲーム」「いいとこ見つけ」「あどじゃん」「どっちがすき」「質問じゃんけん」等の活動を週に1回行います。各学級で行うときもあれば、低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて行ったり、異学年で行ったりするときもあります。行うにあたり三つの約束があります。
 1 「おねがいします」「ありがとう」を言う。
 2 うなずいて聞く。
 3 自分と友達の良いところを見つける。
 この三つの約束を、行う前に必ず確認します。
 教員は「○○さん、ありがとう」「○○さん、先生はうれしいよ」等のアイメッセージを送ることで自尊感情を育てたり、「ここはうなずき名人が多いクラスだね」等、意図的に褒めたりします。
 活動の終わりには、振り返りの時間をとります。否定的なことではなく、自分や友達のよかったところや感想を募ります。「○○ちゃんがうなずいて聞いてくれたから、話すのが楽しかった」「○○君の笑顔がとてもよかった。私も笑顔で友達の話を聞きたい」「自分と友達の考えが違うことに気づいておもしろかった」「友達のことをもっと知りたいと思った」等の感想を述べる子が多く、かかわりのスキルを身に付けています。
 「ハッピータイム」は、今年で4年目の活動になります。
 本校は、2020年度に小中一貫校として生まれ変わりますが、合併する小学校4校にもこの活動は広がっています。

【清須市立新川中学校】みんなでハッピー 〜身体に障がいがある方から学ぼう〜

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 4年生は、学年末に「二分の一成人式」を行う。自分の夢について考え、保護者や地域の方に伝える大切な行事である。
 また、福祉について考え、自分のできる活動を実践する「福祉実践教室」も行う。
 これらの機会を生かし、自分の生き方を考える、総合的な学習の時間「みんなでハッピー 〜身体に障がいがある方から学ぼう〜」という単元を計画した。
 道徳科の授業を中心に、福祉教育に関わる資料を生かすとともに、車いすで生活している方との実際の交流を通して、自分の生き方を、前向きに考える機会にしたい。
 子供たちは、障がいのある方を身近に感じ、障がいがあっても自分の目標に向かって前向きに生きている姿から、自分の生き方や夢について真剣に考え始めている。

【東浦町立片葩小学校】 心を育むペア活動

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 本校では、他学年と交流を深め、高学年の児童はリーダーシップを、低学年の児童はフォロワーシップを養うことをねらいとして、ペア活動に取り組んでいます。
 その中でも、「ペア読書」は、年に2回実施しています。1回目は、高学年の児童が読んであげたい本を選んで読み聞かせ、2回目は、低学年の児童が読んでほしい本を選んで読み聞かせています。高学年の児童は、温かく優しい表情を見せ、低学年の児童は、落ち着いて本をじっと見つめている様子がいつも以上に見られ、教室中が温かい雰囲気に包まれています。
 そのほかにも、「ペア遠足」「ペア給食」及び「ペアマラソン」「ペアなわとび」などが行われます。これらの活動は、季節や学校行事に合わせて実施し、主体的に取り組む姿から、たくさんの笑顔を見ることができます。
 ペア活動を通して、子供たちは、リーダーシップやフォロワーシップを養い、豊かな心を育むきっかけとなっています。児童は、家に帰ってからも、家族にペア活動の様子を詳しく伝えており、保護者からは、学校生活の安心につながっているという声も届いています。
 学校教育目標である、「よく考える子・明るい子・じょうぶな子」の育成に向けて、今後もペア活動に継続的に取り組んでいくと共に、更なる工夫を加えて充実した活動にしていきたいと考えています。

【設楽町立田峯小学校】 人権映画鑑賞交流会

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 12月4日、隣の清嶺小学校と合同で「人権映画鑑賞交流会」を行いました。人権週間にちなみ、人権や人とのかかわりについて考えるために行っています。集合学習で出会うとはいえ、同学年以外の子とはあまり話さないので、最初にグループごとに好きな食べ物を言い合って自己紹介をした後、映画「虹のきずな」を視聴しました。
 その後、グループに分かれて、映画を見て心に残った言葉や場面について意見交流をしました。「自分のことが心配で友達にならないところが悲しい」「関係ないと、無視するのがいけないと思った」「『友だちの友だちだから』という言葉が心に残った」など、映画から、人権を守るために大切なことへの気づきがたくさん見られました。
 最後に、交流で感じたことを全体の場で発表しました。この日の児童の日記にも、「これから人にやさしくしたい」「言葉などに気をつけた方がいいな」などの記述があり、この日の会から、人権に対する意識を高めることができました。
心の教育推進活動