「特別の教科 道徳」を学ぶ  ※このコーナーは、学習指導要領、学習指導要領解説(特別の教科 道徳編)及び学校現場の実践等を基に掲載しております。

6月1日(木) 「特別の教科 道徳」全面実施に向けて

 平成27年3月27日、学校教育法施行規則一部改正により、現行の学習指導要領の道徳を「特別の教科 道徳」と位置付け、小学校では平成30年4月、中学校では平成31年4月から全面実施されることとなりました。ここで、改めて改訂のポイントを確認したいと思います。
(1)「道徳の時間」を「特別の教科」としての道徳科とすること
(2)道徳科の目標を「よりよく生きるための基盤となる道徳性を養う」として、学校教育全体を通じて行う道徳教育の目標と同一であることが分かりやすい表現にすること
(3)道徳教育の内容を小学校から中学校までの発達の段階を踏まえた体系性を高めたものとし、構成やねらいを分かりやすく示すこと
(4)児童生徒の発達の段階や特性等を考慮し、指導のねらいに即して、問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習等を適切に取り入れるなど、多様な指導方法を工夫すること
(5)道徳科の指導に検定教科書を導入すること
(6)「児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し指導に生かすよう努める必要がある」とし、児童生徒のよさを伸ばす評価を充実すること
 特に、道徳科の授業においては、発達の段階に応じ、答えが一つではない道徳的な課題を一人一人の子供が自分自身の問題と捉え、「考える道徳」、「議論する道徳」へと転換を図るものとなっています。