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　本校は、明治40 年に「西成第一尋常小学校」として設立され、明治42年に現在の瀬部の地に移転されました。昭和15 年、西成村が一宮市に合併した折に、「一宮市瀬部尋常小学校」に改称されました。そして、昭和22年に「一宮市立瀬部小学校」に改称され、今日に至ります。
　「瀬部」の由来は、木曽川の瀬の近くにあったことから「瀬辺」、「瀬部」と言われたことからと資料には記されています。75 年余の歴史と伝統を誇る学校です。この伝統ある瀬部小学校で、保護者の皆様、地域の皆様とともに、「せべっこ」の成長を願いながら、新たな時代を歩めることを心から嬉しく思います。
この３年間は、新しい生活様式という制限の多い毎日でした。工夫しながら従来の形を変えて教育活動を展開して参りました。明るく元気に活動する子どもたちから前に進んで行く勇気をもらいました。また、本校の卒業生には、車いすテニスのプロ選手の小田凱人選手がいます。令和５年３月１日に母校訪問をしていただき、子どもたちに夢に向かって挑戦していくことの大切を伝えてもらいました。
　令和６年度は、「心身ともに健康で自ら考え、楽しく学び合う心豊かな瀬部の子の育成を図る」を目指して教育活動を推進して参ります。学習においての振り返りを中心に学びの継続性を図りたいと考えております。また、教育DX化を進めて参ります。　
教職員一同、子どもたちの健やかな成長を支え、保護者の皆様方とともに喜び合える1 年にしていきたいです。　
「せべっこ」とは、　
「せ」・・・○せっきょくてきにてをあげ、がくしゅう　
「べ」・・・○ベストなえがお、さわやかあいさつ　
「つ」・・・○つよくげんきに、たくましく　
「こ」・・・○こまったときは、たすけあおう　
「夢いっぱい」抱き、この瀬部小学校を巣立ってほしいと思っております。 教職員一同、教育活動に全力で取り組んで参ります。本年度も、保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
令和６年４月　
一宮市立瀬部小学校　
校長 畑田 努