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新潟市立亀田東小学校 平成23年度5年生

思い出あふれる林間学校(2011.9.13・14)

 亀田東小学校では,5年生になると家や学校を離れた施設で,1泊2日の学習活動を行います。大自然に囲まれた宿泊施設で,普段の生活では得られない事柄にチャレンジすることで,協力することの大切さを学ぶとともに,自主自立の精神を養います。

(平成23年度第5学年担任 五十嵐)

PART.2 第1日目(9/13)沢登り・キャンプファイヤー等

〈出発式〉

2日間のスタートとなる出発式。
実行委員を中心に会を運営していきます。多くの職員が見守る中、行われました。

出発式スタート
学年主任土田とともに、進行係が会を進めます。
実行委員長・副委員長あいさつ
正副実行委員長のあいさつ。「仲間・絆・協力」の合言葉をもとに、それぞれの活動を自主的にしっかりより遂げようと訴えます。
校長より
校長からは,けがのない2日間であるよう、協力し助け合い、大きく成長する2日間であるよう指導を受けました。
引率職員紹介
引率職員の紹介。自己紹介とともに、それぞれの決意・思いが語られました。
いってらっしゃい!
屋上に姿を現したのは6年生。6年生の声援を受け、バスに乗り込む子供たちでした。

〈入所式〉

 2日間で行われる様々な式。前に立つ子供たちは,全く原稿を見ません。自分が話したい観点,式の全体の流れ等をしっかり頭に入れておくからです。臨機応変に進行したり,その瞬間に感じたことを大切にしながら話したりする姿が見られます。このようにして本校の高学年は表現力を身に付けていくわけです。

01玄関前を清掃する職員
子供たちが到着する直前の施設前。入所式が行われる玄関前を清掃する職員の姿がありました。
02心のこもったウェルカムボード
玄関ににあるウェルカムボードには、温かいメッセージが添えられていました。
03御一行到着
そんな中子供たちが到着。「おーっ、ここかあ。」「山の中だねえ。」等々、口々に感想を述べながらバスから降りてきました。
04朝の挨拶から
「よろしくお願いしますという気持ちを込めて」と呼びかけた実行委員に続き,パワーあふれる元気な声であいさつした子供たちです。
05校旗の掲揚
施設横に設置された掲揚塔に校旗を掲げる実行委員。掲揚後、拍手でたたえました。
06入所の挨拶
入所のあいさつ。自分から進んで行動したり、人前でもしっかり話せるようになりたいと、その決意を表明しました。
07所員の小林さんから
スタッフを代表して小林さんからお話をいただきました。まずは元気な挨拶からスタートです。先程のさらに何倍もの大きな声で、元気よくあいさつしていた子供たちでした。
08命にかかわる約束事の説明
「ここは,人間世界と自然世界との境界線。楽しい一泊二日になるよう、命にかかわる話を3つ、健康にかかわる話を1つします…。」
09食い入るように聴く子供たち
熊や蛇、蜂に対峙した時どうすればいいか。子供たちの目は真剣そのものです。
スズメバチや熊のはく製に注目
入所式が終わり、施設に入る子供たち。玄関前で出迎えたスズメバチの巣や熊のはく製に思わずゴクリ。
10学年主任の指示に耳を傾ける室長
学年主任土田から先々の指示を受ける生活班班長。いよいよ自主自立に向けた生活のスタートです。

〈昼食タイム〉

 普段なら給食には程遠い時刻。それでもお腹はペッコペコ。野外での活動は空腹を促します。朝早くから準備していただくお家の皆様に感謝しつつ,御馳走をほおばります。高学年ともなると,中には自分で弁当を用意してくる児童もいるようですが,それも一つの「家族愛」ですね

11‐1組記念写真
まずは,クラス単位で記念撮影。
12-2組記念写真
クラス順で撮影しました。こちらは2組。
13-3組記念写真
女子がわーっと前に出てきたり、互いに遠慮し合ったり。クラス間でずいぶん雰囲気が違います。
14-4組記念写真
最後は4組。前のクラスが撮影している際に横で並んでいたため、思いのほかスムーズに終了しました。
16食事の準備
さあ、食事タイム。活動班でまとまって準備します。まだまだ正午には程遠いのですが,なぜかお腹が空くのです。
17使い捨て容器に
持ち帰りやすいようにと、使い捨て容器でお弁当を用意していただきました。
18オムレツ?いえいえ、オム焼きそば
「オムライス?」「いえいえ、オム焼きそばです。」朝早くから準備ありがとうございました。
19担任も写真を
担任も食事の合間を縫ってカメラ片手に撮影。
21カメラマンに向かって
同行するカメラマンに向かってもポーズ。和やかなムードの中、お弁当タイムが進みました。

〈沢登り〉

 県内に「自然の家」はいくつかありますが,ここ五頭で林間学校を行う最大の意義は,この「沢登り」にあります。一人で激流を登ることは到底不可能。しかし,友達と力を合わせれば…。この活動を通して仲間という存在の大きさを改めて認識し,互いの友情を深めあうことを狙っています。

沢登り1;ボランティア打ち合わせ
活動に先だって保護者ボランティアの皆様がお越しくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございます。
沢登り2;今日のコンディション
この時期にして水温20度という好条件。ここ数日の好天で、水位も低そうですが、果たして…。
沢登り3;説明
スタッフの小林さんから沢登りの説明を受ける子供たち。180センチをゆうに超える小林さん。それでも頭まですっぽり水につかる箇所があると聞き…。
沢登り4;ごくり…
「………。」緊張感漂う子供たち。真剣に話を聴いていました。
沢登り5;ボランティアの皆様にあいさつ
ボランティアの皆様に心をこめて「お願いしまーす!」
沢登り6;ライフジャケットの着用法
ライフジャケットの着用法を教えていただきました。「自分の命は自分で守る。」まさに自身の命を救うライフジャケットです。
沢登り8;互いにチェック2
ヘルメットの着用に慣れていない子供たち。互いにひもを通しあいます。
沢登り7;互いにチェック1
ライフジャケットも互いにチェックし合います。ぶかぶかの状態では肝心な時脱げてしまうこともありますからね。
沢登り9;いよいよ川へ
さあ、いよいよ川へ足を踏み入れます。30度を超える気温。ライフジャケットの着用で暑さが増します。「きもちいーい!」
沢登り10;よいしょ!
最初は緩やかだった川の流れ。次第に流れが急になり、大きな岩が出現してきました。両手も使って上流を目指します。
沢登り11;首までつかって
2M以上の深さがあるスポットに到着。ロープを頼りに先に進みます。
沢登り12;引っ張りあげられ
どっぷりと首までつかりながら進む子供たち。体力が見る見るうちに消耗していきます。
沢登り13;ロープをつたって
「がんばれ!」「つかまって!」互いに声を掛け合いながら少しずつ先に進みました。
沢登り14;激流を乗り越え
ゴールが迫ってきました。ますます川の勢いは増すばかり。激流で思うように進みません。
沢登り15;がんばれー!
難所に次ぐ難所。職員や保護者ボランティアがサポートします。
沢登り16;さあ、つかまれー!
最後の岩を超え、ついにゴール。子供たちに安どの表情が。
沢登り17;激流スライダー
ゴール先に待ち受けていたのは深さ3Mのスポット。天然のウォータースライダーです。
沢登り18;ジャンプ!
滝つぼに向かって勢いよくジャンプ!ゴール後のジャンピングスポットを満喫した子供たちでした。
只今休憩中
自然の家に戻った子供たちを待ち受けていたのは、あったかいお風呂。使用したくつや靴下を軒先に乾かし、冷え切った体を温めました。

〈自然の家に戻って…〉

夕べの集い
入浴後「夕べの集い」が行われました。教頭阿部から,入所式からこれまでの子どもたちの様子について語られました。
感想発表
沢登りについての感想や学びを伝える場もありました。
ベッドメイキングの仕方
ベッドメイキングのやり方を教えていただきました。夕べの集い後,生活班で協力してベッドメイキングを行いました。
ブログ作成中
そのあいだにもそれぞれの役割をこなす子供たち。こちらは,委員会活動として東っ子ブログを作成中。
キャンプファイヤーの準備1
施設の隣では,キャンプファイヤーの準備を行う子供たちの姿がありました。
キャンプファイヤーの準備2
薪を積み上げ準備万端。さあ,腹ごしらえです。
ありがとうございます,いただきます。
「ありがとうございます。いただきます。」調理員さんにひとこと声をかけてからいただくよう働きかけています。
おいしくいただきます。
栄養バランスが考えられたメニュー。御飯も味噌汁も大人気でした。

〈感動・爆笑のキャンプファイヤー〉

 学校で同様のことを行っても,とても照れくさくてできないかもしれません。大自然の中で大きな炎を囲んでいるからこそ可能なこともあるのでしょう。集団の力を高めるために行う活動,互いの友情を深めるために行う活動等と定義していいかもしれません。

cf1火の神・司・守登場
おごそかな雰囲気に包まれる中、キャンプファイヤー第1部がスタートしました。
cf2献火
事前に練習を積み重ねてきた子供たち。初めての経験ですが、実に堂々とした振る舞いで演じていました。
cf3ジェンカ
ともされる火を囲みながら誓った友情や協力。おごそかな第1部の後は、全員ではじける第二部です。まずはジェンカを踊りました。
cf4スタンツ;白雪姫のパロディー劇
続いて各活動班のスタンツが披露されていきました。この班は白雪姫のパロディー劇を行いました。
cf5定番組体操
こちらの班は定番物の組体操で、人間ピラミッドを完成。
cf6シンデレラならぬツンデレラ
こちらの班はシンデレラならぬ「ツンデレラ」。雰囲気が伝わってきますね。
cf7千手観音
この班は千手観音を披露しました。カメラアングルが不適切で、しっかり伝えられないのが残念ですが、正面から見るととても素晴らしい出来栄えでした。
cf8アルゴリズム体操
某テレビ番組で行われている「アルゴリズム体操」を行った班も。
cf9劇「面接」
朝学習等を用いて練習を積み重ねてきた各班。時には互いに衝突したり、意見の食い違いがあったり…。しかし、スタンツを行う活動を通し、互いのきずなが深まったのは紛れもない事実です。
cf10マイムマイム
各班のスタンツ発表後は、全員で輪になって「マイムマイム」を踊りました。子供たちには充実感が漂っていました。
cf11第三部をおごそかに
火の神、火の司、火の守が再登場しての第三部。おごそかなムードの中、感想を発表し合い締めくくりました。

〈そして長い夜へ…〉

cf12夜食タイム
大いなる盛り上がりを見せたキャンプファイヤー。夕食は5時過ぎに済ませていたため、小腹がすきます。ということで、夜食タイムの子供たち。
cf13審査委員長小山
そこに忍び寄るは、教務主任小山。手にするものは…。
cf14表彰式
スタンツの出来栄えを独断と偏見で審査していた小山審査委員長。上位の班には賞状が手渡されました。
cf15はくしゅー
輝く第1位はショートコント「面接」を行った班。大きな拍手でたたえられました。

 体調を崩す子もなく、無事1日目の全日程を終えることができました。秋の夜長にコオロギをはじめとする虫たちの大合唱。体は疲れていても、なかなか寝付けないでいる子も多くいるようでした…。