新潟市立亀田東小学校 平成22年度5年生
稲刈りに挑戦!(2010.9.29)
‐米づくりにかける思いや願いを広げるために‐
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日本の主食「米」。日本最大の穀倉地帯である新潟。その様子は,社会科の教科書にも取り上げられるほど。私たちの亀田地区でも稲作に携わっておられる方々がたくさんいらっしゃいます。後継者不足という大きな問題を抱える日本の農業。それは,ここ新潟県とて例外ではありません。
「JA新潟みらい」及び生産農家の皆様は,「農業の姿をよく知ってもらおう」「収穫の喜びを味わってもらおう」という思いを常にもっておられます。そんな思いから,本校をはじめ亀田・横越地区の小学校は,JA及び生産農家の皆様より,体験学習の場を提供していただいており,貴重な体験をさせていただいております。
(平成22年度第5学年担任 尾形 美穂)
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「収穫の秋」を迎え、稲刈りと脱穀をしました。稲刈りでは、前日までの雨により地面の状態が、足を入れると泥に取られる状態でした。そんな困難な状態にもかかわらず、子供達は、稲刈りに夢中でした。はさがけ作業では、稲を運ぶ人、はしごにあがって掛ける人とみんなで分担して行いました。あっという間の作業でした。この活動を通して、米作りにかける思い「日本の主食=お米を大切にしよう。」という気持ちがどれくらい育ったでしょうか?収穫したお米で、おにぎりパーティーをします。子供たちは、その日を楽しみにしています。おにぎりをほおばりながら、今回の活動を思い出し、お米のおいしさと大切さを実感してほしいと思います。
長靴に軍手。装備万端で、張り切って稲刈りに出発です。
JA新潟みらいの職員,田んぼの持ち主塚本さんから,刈り方を教えていただきました。
刈るためのかまの使い方や刈った稲の縛り方を教わりました。手慣れた手つきに、「簡単じゃん。」の声。簡単そうに見えるけど、はたして…。
前日までの雨で、地面の状態は泥の状態。足を取られ、前に進むのもやっとの状態!
足下が悪い中、稲刈りスタート。おそるおそるかまを入れていきました。一回では、なかなか刈ることができずに苦戦していましたが…。
刈ることがおもしろくなってきました。どんどん刈っていく子供たち。
しかし、ずっと腰を曲げての作業に、「腰が痛〜い!」と腰をなでる様子もあちらこちらで、見られました。
二人で協力しながら、まとめた二つの束をクロスさせ,きつく縛ります。本当ならばわらで結べばいいのですが,子供たちの力ではきつく縛ることができないため,麻ひもを使用しました。
簡単に見えた縛る作業は、なかなか難しいようで、縛っている間に稲がバラバラになるなど、苦戦しました。塚本さんに手伝ってもらいながら縛りました。
「さあ,運んで!」「お・重い!!」二人でどんどん作業は進みます。
稲刈りの作業を終え、次は、はさがけです。その前につかの間の休憩。水筒の飲み物をのどを鳴らしながら、飲む子供たちです。
北方文化博物館に着き、いよいよ、はさがけです。目の前にすでにきれいに掛けられている稲。さぁ、自分たちもできるでしょうか?真剣に説明を聞く子供たちです。
はしごにあがり、高いところが順に、掛けていきました。
かなり、高いところにもどんどんかけていき、作業は、あっという間に終わりました。
無事、作業は終了。元気よくJAの方にお礼の言葉を言いました。