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新潟市立亀田東小学校 平成23年度4年生

水はどこから

私たちは必要な時に、蛇口をひねるとすぐに水を使うことができます。 川や海にも水はありますが…、蛇口をひねって出てきた水は一体、どこから来るのでしょう?疑問を解決すべく、信濃川浄水場に見学に行きました。そして、そこに関わる方々の願い、思いにふれながら、安全でおいしい水ができあがる様子を実際に自分の目で確かめました。

(平成23年度4学年担任 竹内知佳)

水質実験に挑戦!
まずは「沈殿→消毒→ろ過」について説明を受けました。そして実験タイム!3本のビーカーに入った水に、試験薬を入れます。さあ、どうなるのでしょう?
説明を聞いている子どもたち
そのうち、2本はピンク色に変わりました。さて、どちらがきれいな水でしょうか?正解は「ピンクに色が変わった方」が水道の水。消毒に使われる塩素に反応する試験薬を使っての実験でした。
これが着水井だ!
いよいよ実際に施設内を探検します。遠くに「取水塔」が見えました。そこからやってきた水が、最初に浄水場にたどり着くところ、それがここ「着水井(ちゃくすいせい)」です。勢いよく水が流れています。
水の浄化の過程を確かめます。
沈殿→消毒を経て、ここは「ろ過」の段階。着水井で濁っていた水が…、魚が泳いでいた沈殿池の水が…ろ過池にくると、澄んだ水になっていました。
高架配水塔
高さ53mあるという高架配水塔。水をくみ上げ、自然落下で各家庭に水を送っているんだって! 「うわ〜高いな〜〜!!!」(この日の気温も高いな〜)
昔の共同水栓を発見!
帰り際、水の広場を歩いていると…、昔、新潟で使われていたという獅子頭の「共同水栓」を発見! 昔は、各家庭に水道が届いていたのではなく、道ばたにあるこの共同水栓から水をくんでいたのですね。 水をみんなで大切に使うのは、今も昔も同じ。改めて気付くことができました。