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新潟市立亀田東小学校 平成23年度4年生

亀田歴史こぼれ話

4年生は総合的な学習で、「亀田の歴史こぼれ話」と題して、自分たちの住む地域のよさを見つける学習をしています。身近にある、なじみの神社やお寺、近所にある工場や史跡には、この地域のこぼれ話がいっぱい…。地域に住む方に学校にお越しいただいてお話を聞いたり、自分たちの足で稼いで、自分の目で見てくるフィールドワークをしたりしながら、学習は進んでいきます。どんなこぼれ話がみつかるのでしょうか?亀田の歴史再発見!

(平成23年度4学年担任一同)

袋津のこと、もっと知りたい!

7月6日、袋津で酒屋さんを営んでいる塚本重文さんと、袋津のよさを「迷路のまち 袋津を歩く(袋津マップ)」にまとめた伊藤純一さんをお招きして、「袋津」の昔話、袋津祭りのこと、尹夜日子神社のことなどをお聞きしました。

袋津の歴史について
「袋津」という地域のよさを後生に残して伝えたいという思いから誕生した「袋津マップ」。1級建築士の伊藤純一さんは、袋津の建物の他にも、町並みや地域に伝わる伝説などを地図にまとめ、袋津マップで紹介してくださいました。
聞き入る4年生
どんどん狭くなる小路や直角カーブなど、車泣かせの道がたくさんあるのが袋津の特徴。「車に優しくない道、ってことは人に優しいんだよ。」思わず「なるほど〜。」さらに、尹夜日子神社の前にあったと言われている「美女池」の伝説についても教えてくださいました。子どもたちからは「何だか、切ないな〜。」というつぶやきも。
袋津祭りについて
塚本さんは7月14・15日に行われる袋津祭りについて教えてくださいました。尹夜日子神社は、越後一宮、弥彦神社からお札をいただいてつくられた神社なのだそう。全部で6つのとうろうが出て、更に「山ノ下神楽」も行われます。14日には全部のとうろうを一度に見ることができるとの情報が!「…見たいな…。」
木遣り実践
袋津祭りでは「木遣り」というかけ声をかけて、気合いを入れ、とうろう同士をぶつけ合うんだそうです。当日とうろうを担ぐ子どもたちが前に出て「木遣り」の実践。勇壮なかけ声に、思わず感動!

とうろうを見に行こう! 〜尹夜日子神社へGo!〜

伊藤さん・塚本さんのお話から1週間後の14日。袋津祭り当日を迎えました。14日の午前中は、尹夜日子神社に6つのとうろうが勢揃いするとのこと。「それぞれの組のとうろうを見に行きたい!」ということで早速出かけました。さぁ、どんな発見があるでしょうか?

尹夜日子神社へ
尹夜日子神社に到着!祭りの準備が着々と進められています。参道で整列した4年生を待ち構えていたのは…。
燈籠その2
各組の華やかなとうろう!「わぁ〜!!!」という歓声があがりました。ちなみに、前の小さなとうろうは小学生が担ぐ「子どもとうろう」。後ろの大きなとうろうは、大人が20〜30人で担ぐのだそうです。
特徴はどこかな
各組ごとに、飾る花やアイテムが違います。それぞれの組の特徴を探すべく、見学開始!
燈籠その1
「おお、花がきれい!」「この花の名前は何だろう?」「桜?ぼたん?どっちだったかな?」…いろんな声が飛び交います。
分からなかったら聞いてみよう
「すみません、あの組のお花、何ですか?」神社の境内で休憩していた方に飛び込み質問!「あれは、ぼたんだね!」と教えてくださいました。この方、とうろうの最終仕上げをしていらっしゃったそうで…。ありがとうございました。
ちょっと、お話を…
さらに、祭り準備を見に来ていらした方にもインタビュー。「私たちもたくさんのとうろう見るのは初めてで…」話が弾みました。
燈籠その3
こちら、一番組のとうろう。「ぼくの組のとうろうだよ!」と誇らしげに話す子も。気持ちは祭りに向いていますね。(ちなみに4年生の中には、山ノ下神楽を舞う子もおります。)
燈籠その5
「6つの組、それぞれに特徴があるんだね〜。」短い時間でしたが、実際に行って、見て、確かめることができました。今年の袋津祭り、4年生は、とうろうにも神楽にも関心をもって過ごせそうです。