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新潟市立亀田東小学校 平成22年度6年生

伝えよう!校舎に「ありがとう」の思い(2011.3.16)

以心伝心学年,卒業に向けたキーワードは「感謝」。

「卒業」とは大きな節目。これまで育て,支えてくれた全ての存在について考えるとてもいい機会です。

2月上旬に行われた「東っ子グループお別れ会」や2月末の「六送会」で,「ありがとう」の気持ちを1〜5年生に伝えた子供たち。

「感謝の気持ちを伝えよう」実行委員会を立ち上げ,誰にどんな思いを伝えたらいいか考え,準備してきました。

今回感謝の気持ちを伝える対象となったのは,学び舎である校舎。楽しいこと,嬉しいこと,悔しいこと,悲しいこと等,様々なドラマが生まれ,思い出を創り上げてきた校舎。

心をこめて校舎に感謝の思いを伝えました。

(文責;6年 鷲尾)

01椅子をゴシゴシ
下級生は下校し,校舎内には6年生の姿しかありません。
そんな中,普段の清掃箇所に赴き,清掃時間ではきれいにできない箇所を中心に磨きあげました。
02こびりついた汚れ
椅子や机の脚にこびりついた汚れ。かたく,キャップの部分と一体化しており,なかなか汚れが落ちません。ハサミなどの道具を用いて,汚れを削り落とします。
03階段の滑り止めも丁寧に
毎日上り下りした階段。溝の部分にはたくさんの汚れが詰まっています。
一段一段ていねいにぞうきんがけしました。
04職人のように黙々と
一つの教室に対し,2名の6年生で清掃します。静まり返った放課後の教室で,黙々と清掃活動を行う子供たち。決められて時間一杯精力的に活動していました。
05窓のさんもしっかりと
机や椅子を磨いた子供たち。残った時間で各教室の窓のさんもていねいに拭きました。
06窓もしっかりと
窓ガラスをふいている子供たちもいました。寒さも何のその,お世話になった校舎に感謝の思いを伝えながら磨きました。
07マンタジ調理中
同時に家庭科室では,実行委員がちょっとしたお菓子作りに挑戦。タンザニアの「マンダジ」。この1年間国際理解の学習を積み上げてきた子供たちならではのメニューです。
しかし,このお菓子,何の目的で!?
こんがり揚げます
これはタンザニアのザンジバル島というところで食べられている揚げドーナツです。作り方はとっても簡単。ホットケーキミックス&水&シナモンで作れちゃうんですよ♪
完成!!
できあがりはホカホカで,思わず味見をしちゃう6年生もいたりして・・・
08ありがとう!1
清掃活動終了後,「マンタジ」と手紙を携え,職員のもとへ。
「先生には〜の時にこんな指導を受けました。…。」
思い出を語ったり,指導されたことを振り返ったり。感謝の思いをそれぞれが伝えました。
09ありがとう!2
「4月から中学生だね。自分をしっかり持って,真っ直ぐ突き進んでね。」
中学校生活への示唆を受ける子供たち。感謝の気持ちでいっぱいです。

下級生,校舎,そして職員にしっかりと感謝の思いを伝えた子供たち。
残す相手は,最も感謝の思いを伝えなければならない相手。…そう,「家族」です。
家族にその思いを伝えるのは,卒業証書授与式。6年間の集大成の場です。
最高の姿,態度で,新天地に向けて巣立っていけるよう,私たち職員も全力で指導にあたっています。