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新潟市立亀田東小学校 平成27年度4年生

消防署の方々から学ぼう〜リトルファイヤースクール〜 (H27.6.5)

4年生の社会科では,警察,消防,ごみや資源,浄水場と,私たちの生活に関わった仕事について学習します。それぞれの仕事の内容やその工夫,働く人々の努力や苦労などを知り,自分たちにできることを考えていって欲しいと思います。

6月5日には,消防についての学習の一環として,江南消防署の方々によるリトルファイヤースクールを行いました。4つの活動を通して,子どもたちはどのようなことを学ぶのでしょうか。

(文責: 平成27年度第4学年担任 渡辺)

<リトルファイヤースクールスタート>

教えて消防士さん!
いよいよリトルファイヤースクールの始まりです。まず最初に,消防士の方から,新潟市の火事の件数や消防署の場所などがまとめられたパンフレットをいただきました。子どもたちは,みんな興味津々でパンフレットを見ています。
けむりで何も見えな〜い!
煙体験では,体育館の用具室を煙で一杯にし,一人,あるいは二人一組で壁伝いに出口まで歩くというものです。薄暗く,煙で一杯になっているのでよく見えません。みんな,気を付けて!
けむり部屋から脱出・・・外の空気がおいしい!
姿勢を低くすると,周囲の物が見えやすくなることを教えていただき,できるだけ姿勢を低くして子どもたちは移動していました。無害な煙とはいえ,出口から外へ出てきた子どもたちは,新鮮な空気を吸ってほっとした様子でした。
え,これでたんかが作れちゃうの?
タンカ作り体験では,棒を2本と毛布だけでタンカを作りました。これだけの道具でタンカが作れることに,子どもたちは驚いた様子でした。
寝ている人を運ぶのって結構大変なんだ。
3人一組でタンカを作り,実際に乗ってみました。一人の人間を運ぶのには結構力がいると分かり,子どもたちは一生懸命に友達を運んでいました。
本物の消防士さんに見える?
火事を消す時に使う防具拭くも貸せてもらいました。約10キロもあるそうです。
自分の命を守るための準備は大変だ。
酸素ボンベも担がせてもらいました。防具服もボンベも,消防士の方の命を守る大切な道具です。子どもたちはそれらの重さに驚き,また,人の命を救うための装備は大切なのだと改めて学びました。
消火の準備はスピーディに!
消火器体験では,消火剤の代わりに中に水を入れ,実際に消火器はどうやって使うのか水をかけながら一人一人が体験しました。子どもたちは素早く消火器を使う準備を行おうと頑張って活動していました。
よーく狙って・・・消火成功!
消火のポイントは,下の方から消すことだそうです。子どもたちは,的に水を当てながら,意欲的に消火器を操作していました。
タンク車って何が乗っているんだろう。
実際に使う消防車の見学もさせていただきました。水が積まれているタンク車は,ポンプ車よりも大きく,子どもたちは興味津々でした。
車両の両側にこんなに道具があるんだ!
現場に駆けつけた時にすぐに消火活動に移れるように,車両の両側に同じ道具が積んであるのだそうです。消防士の方からは,実際の出動の様子などもお話ししていただきました。
修了証ゲットだぜ!
リトルファイヤースクールに一生懸命に参加した子どもたちに,江南消防署の方々から,修了証をプレゼントしていただきました。みんな,やったね!

教科書で調べるだけでなく,実際に現場で働く方々のお話しを伺ったたり,体験をさせていただいたりして,実りのある学習ができました。体験の後行ったまとめでは,消防車の道具の配置の工夫や,救助を行う消防士の方々の工夫,自分の身を守るためにできることなどを,子どもたちはプリントにびっしりと書いていました。今回の体験を通して学んだことを生かして,安全に生活して欲しいと思います。