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新潟市立亀田東小学校 平成21年度学校行事

学習発表会2009(11/15実施)

PART.2 後半の部 4〜6年生

前半の部が終了し,体育館に入った4〜6年生。あまりの観客の多さに目を丸くします。

しかし,そこは直前まで声出しや打ち合わせをしていた子供たち。緊張しながらも,自信を持ってで整列,着席します。落ち着いた雰囲気の中,後半の部がスタートしました。

(文責;各学年主任 編集;鷲尾)

ダンスクラブ「Hip Hop Girls!」
ダンスクラブの発表1
クラブとして各週で活動しているダンスクラブ。31名の4〜6年生で構成されています。
ダンスクラブの発表2
「全校のみんな,そして,地域の皆さんが『わーっ!』と,驚くようなダンスパフォーマンスをしよう!」をめあてに練習を積み重ねてきました。
ダンスクラブの発表3
新型インフルエンザの影響により,なかなかメンバー全員がそろう機会に恵まれませんでした。
ダンスクラブの発表4
それでも,最後は連日練習を重ね,メドレー形式で5曲,ノリノリで踊った子供たちでした。
4年生「ごんぎつね」
心ひとつに
国語の教科書に掲載されている名作「ごんぎつね」。群読と歌で話を紡いでいきます。
目覚めるごん
それに合わせながらフロアではストーリーを劇化。遠くで見ている方からもわかっていただけるよう,大きな動作を心がけました。
ウナギをとる兵十
しかけた網をたぐり寄せ,うなぎをとる兵十。しかし,遠くからその様子を見つめるごんの姿が。
彼岸花
兵十のおっかあが亡くなり,村でお葬式を行っている場面。彼岸花を赤の軍手で表現します。
お葬式の列を見つめるごん
「そうか,兵十はおっかあのためにうなぎを…。」ごんは,自分のした行為を深く後悔します。
木の実を届けるごん
自分と同じ一人ぼっちの兵十に対し,ごんは,毎日山で採った木の実を届けます。
体を揺らしながら…
場面と場面の間には,台詞だけでなく歌も入ります。演技,スライド,そして歌声。まぶたの目の奥にごんぎつねの世界が広がっていきます。
首をかしげ「そうか!神様の仕業か」
毎日届けられる山の幸。不思議に思った兵十ですが,「神様の仕業に違いない。」と村人から指摘を受けます。納得いかないごんですが…。
ぬすっとぎつねめ!
それでも栗や木の実を届けるごん。しかし,その姿を見つけた兵十は,ごんを泥棒と勘違い。これまで受けたいたずらに対する思いもあり,とっさに銃を向け,放ちます…。
おまえだったのか…
ようやく事の真相に気付いた兵十。しかし,ごんはぐったりうなだれます。締め付けられる思いがするラスト。体育館にも緊張感が走りました。

練習を始めたころは,大きな声で気持ちを込めて言うことがなかなかできませんでした。 声と心を一つにして発表できるように練習を積み重ねてきました。 合言葉は「一人一人が主人公」。 119人の心を一つにして,兵十につくすごん,すれ違う悲劇を見事に表現しました。

5年生「発見!亀田の歴史 こぼれ話」
迫力満点の木遣り
「イヤ〜エ〜,こぼれ話だイヤ〜エ…。」体育館いっぱいに木遣りの声が響き渡ります。
堂々とした態度,圧倒的パワー
「やんとこせ〜,よいやらな〜…。」114人が叫ぶ木遣りは,他を圧倒。体育館がビリビリと音を立ているように感じます。
百八灯の様子を再現
江戸時代から続く百八灯。体育館を真っ暗にし,懐中電灯をろうそくに見たてながら,そのエピソードを紹介します。
亀田縞はスライドで
続いて「亀田縞」について学習した子供たちが登場。自身の学習の成果を紙芝居風につづったスライドを用いて語ります。
スライドを背に説明
長いセリフもなんのその。大きく,そしてゆったりとした口調で,亀田縞の展望を語ります。
奉納相撲,呼び出しの役
「ひが〜し〜…。」続いては,呼び出しと行司が登場しました。
のぼりも作成,本格的です
ステージが土俵に大変身。かつて袋津祭で行われていた奉納相撲。それを現代風にアレンジしてみました。今回の学習でお世話になった地域の企業も,のぼりで紹介され,笑いを誘います。
奉納相撲の様子を再現
近隣の力自慢が集まった奉納相撲。観客席で見れたのは,祭に招待された大人だけ。子供たちは,近くの木によじ登って見ていたそうです。
一段と迫力を増す木遣り
場面の切り替わりで叫ばれる木遣り。発表はいよいよクライマックスへ。
燈籠が登場
実際に袋津祭で使用されている子供用の燈籠が登場し,会場を沸かせます。
剣舞の様子1
ラストは「剣舞」。袋津祭で奉納される剣舞。その起源は,祭と同じく江戸時代にさかのぼります。
剣舞の様子2
保存会の方をお招きし,レクチャーまで受けた子供たち。自身を持って臨みました。

スタートは,夏休み。地域の祭りや産業・伝統芸能等を総合学習の課題として調べました。その学習を発展させ,大きく5つの事柄について深く掘り下げました。一連の活動で,自分たちの住む地域の昔から伝わる宝,これからもずっと伝えていかなければならない宝について,新たに発見したり,再認識したりした5年生です。

6年生「わくわくワーク生き方検索エンジン」
プロスポーツ界で活躍する世界
オープニングは,子供たちがイメージするその道のプロの世界を表現。まずは,スポーツ界。新潟アルビレックスBBで活躍する選手,ブースターを表現します。
保育士の世界
続いて保育園の様子が描かれます。女子にとって,保育士は,将来就きたい職業で,常に上位にランクインされる職種。
調理師の世界
一方,男子の中には,料理人といった「食」に関する職業に憧れを抱く子供たちが多くいます。
漫画家の世界
絵を描くことが大好きな子供たちは,「漫画家・イラストレーター」といった職業に興味を持っているようです。
夢を語る子どもたち
「どうすれば自分の憧れの職業に就けるのか。」 自分たちの将来について考え始めた子供たち。
ゲストティーチャーを交えて
ゲストティーチャーを招いて,直接その方の生き方,考え方に触れてみたり…。
職場体験の様子
地域の企業や店をたずね,そこで働く方たちと触れ合うことを通して,仕事を支える大切なキーワードを見つけることができました。

20近い企業や商店で職場体験をさせていただいた子供たち。これから生きていくうえで大切にしていきたい数々のキーワードを持ち帰ります。

キーワード「成長」
保育園など,教育に携わる施設で体験した子供たちは,「成長」。
キーワード「命」
歯科や動物病院など医療現場から学んだキーワードは,「命」。
キーワード「思いやり」
福祉施設を見学した子供たちからは,「思いやり」。
キーワード「あいさつ」
販売業を体験した子供たちが得たキーワードは,「あいさつ」。
キーワード「心をこめて」
飲食店を訪れた子供たちからは,「心をこめて」。
キーワード「責任」
製造業に携わる方々にインタビュー活動を行った子供たちは,「責任」。
キーワード「笑顔」
サービス業に触れた子供たちは,「笑顔」。
ズラリ並ぶキーワード
インタビュー活動を行う中で,たくさんの先輩たちから,励ましの言葉や心温まるアドバイスをいただいた子供たちです。
みんな,歌おう!
夢を実現させるには,努力することが必要だと学んだ子供たち。そして,その努力はたとえ実現しなくても,その努力こそが充実した人生を送る糧となることを学んだ子供たちでした。
感動のフィナーレ
自分の夢を追いかけること,未来に向かって走り続けることを「TRAIN-TRAIN」を歌うことで表現しました。

自分の将来の夢について,より現実的に考えることができた総合学習でした。各グループで協力し合い,アイディアを出し合いながら発表を作り上げることができました。歌あり,笑いあり,感動あり。まさに6年間の集大成と言っていいい発表でした。

閉会式・その他
感想発表の様子
代表して6年生が感想を発表しました。下級生の発表についても詳しく触れ,この学習発表会を総括しました。
総務大臣賞受賞を紹介
番外編。発表会の前日,東京でJ-KIDS大賞2009の表彰式&最終選考が行われたことを報告,総務大臣賞を受賞したことを学校代表児童が紹介しました。
ゲストティーチャーより激励を受ける5年生
終了後の高学年。お世話していただいたゲストティーチャーの皆様に,改めてお礼。ゲストの皆様からも発表内容について高く評価していただきました。

今年度初めて前後半制で行った学習発表会でした。「少しでも保護者の方々に前のほうで御覧いただきたい」そんな思いから改良したこの取り組みでしたが,いかがでしたでしょうか。建設的な御意見をお聞かせいただければと思います。